2014年12月2日火曜日

2014122日【粘土をこねるような研究】
何をやればよいかぼんやりとでもわかっている研究では、やればそれなりのデータも出る。なので、論文もポンポンでるし、研究成果もとてもキレイでわかりやすい。例えていうなら、すでに恐竜のジグソーパズルをはめていくとわかっていてパズルのひとつひとつのピースをはめていくようなもの。こういうのは、時間をかけてじっくり丁寧にやっていけばいつかは必ず完成する。

僕は、こういう研究をあまり面白いと感じない。もちろん、こういう研究をすれば、やればやるほどデータもでるし、論文もコンスタントに出るので、やっている本人は気持ちが良い。でも、僕は、こういうのにやりがいを感じない。


僕は、ジグソーパズルを完成していくような研究よりは、粘土をこねて自由自在に、いままでだれも見たことのない想像すらしたことのない形のものをつくっていくような研究のほうが好きだし、やりがいを感じる。