2011年10月6日木曜日

2011年10月6日

最近色々あり、社会構造について考えることがあり、親しい友人たちと話しをする機会があった。

ひとつの組織の中(会社、大学、ラボ、学校のクラス、等)で、誰もが自分が一番であったり、上司・ボスからの一番のお気に入りでありたいという気持ちがあるというまぎれもない事実がある。したがって、そうでない組織の構成員(社員、ラボのメンバー、クラスメート、 等)は、落ちこんだり、その組織を辞めたり、といったことがおこる。

したがって、その組織のトップにたつ人間は、その組織の構成員全員にわけ隔たり無く、同じように接していく必要がある。しかし、これはとんでもなく難しい。我々は人間なので、知らず知らずのうちに、自分のお気に入りができてきて、接し方に自分の知らない間にバイアスがかかってきてしまう。

こういう事をここに書いている僕でも、これは一生の課題で、とても難しい。20年以上ラボを運営しているけど、未だにこれが出来ていないのが自分でもよくわかる。本当に困ったものである。