2014年1月9日木曜日

2014年1月9日

大学院生たちをみてて思ったこと:

論文は博士号修得のための「手段」としか思っていない学生が多い。

この低いモラルが、その後、ポジションをとるための「手段」としての論文、研究費を取るための「手段」としての論文、有名になるための「手段」としての論文、ひいてはこういった低いモラルで論文を投稿するために生ずる研究や論文の不正にもつながっているのでは、と思いました。


もちろん研究費をとるためには論文が必要なのは確かだが、論文は「手段」ではなく、良い論文をだした「結果」として研究費がとれる(もちろん、よい論文を出したからといって研究費が必ずとれるとは限らないのですが)べきではないだろうか、と思いました。