2011年4月18日月曜日

2011年4月17日

サイエンスで成功するのには書く力はとても大切。論文は英語で書かなければならない。研究費の申請書も英語(国際的なグラント)あるいは日本語(日本のグラント)で書かなければならない。

巷でよく言われていることに、「日本人は、英語の読み書きはできるが、聞いたり喋るのが出来ない」と言われているが、これは間違い。多くの日本人の英語を読むスピードはとても遅い。また、多くの日本人の書く英語はとても下手くそで幼稚。僕のまわりの大学の先生たちの何人かは、論文の英語がきちんと書けないので、英語が母国語の人に頼んで(あるいは、Editingの会社にお金を払って)書き直してもらっている。英語を母国語としている研究者のなかでも、素晴らしい英語の文章を書ける人と、そうでない人とがいる。日本語でも同じことがいえる。

これから、サイエンスで身を立てていこうと考えている日本人の人たちは、英語と日本語の両方で、しっかりした論理展開で、読み手に分りやすい文章が、スラスラと書けるように、しっかり訓練をすることが大切だ。それには、良い英語(また日本語)の文章を沢山読んで、英語(また日本語)の文章を沢山書いて、文章の上手い人に添削して貰うとよい。

もちろん、僕も未だに書くことに関しては修行中で、毎日特訓してる。