2014年11月22日土曜日

20141122日【責任を負う】
「責任を負う」とはどういうことだろうか。日本では、責任を負うとは、何か間違いがあったときに、お詫びをする、謝罪する、辞任する、罰せられる、ことを意味しているような風潮がある。これは、とても後ろ向きの考え方。

僕は、「責任を負う」とは、「何が何でも、それをしっかりやり遂げる、前進させる」という意味で、「それができなかったら」「間違いがおこったら」ということは、そもそも責任を負うことの本来の意味ではなく、「責任を負えなかったらどうするか」ということだと思う。

そうすると、日本には「責任を負う」という本来の意味が失われて、常に、「責任を負えなかったらどうするのか」ということが何をやるにつけても中心的なことになっていることになる。


どうりで、物事が前に進まない、進みにくい、前例主義、なんだなと思う。