2010年4月24日土曜日

2010年4月23日

昨日書いた事の続き。日本では、ほんとうに世界の最先端の研究かどうかを評価するために、海外の研究者の何人かに評価をしてもらう。僕も、「ア メリカ人」として日本の研究の評価を何回か行ったことがある。その経験から言わして貰うと、アメリカ人のトップの研究者にとって、日本の研究の評価なん て、どうでもよいことであり、彼らがアメリカの国内の他の研究評価を行う時みたいに、真剣にまた、厳しくは行わない。また、海外の評価委員はその評価の対 象になっている日本の研究者の友達だったり、過去にポスドクを海外でしたときのボスだったりで、なあなあの評価しかしない。 この様な状況だから、海外の研究者に日本の研究の評価をしてもらっても、その評価はあまりあてにならない。