2012年6月23日土曜日

2012年6月23日

僕自身の奥深いところはアーティストなので、ひとつひとつの研究も精魂尽くして丁寧に「この世にひとつだけの美しい成果」をだすことを常に目指している。もちろん、そのような成果に結びつく事は稀だが、常にそれを目指している。

学生教育に関しても、ひとりひとりの学生さんが「この世にひとりだけの個性豊かな人間」に成長することの手助けをすることを心がけている。

こんなことを僕が言うと、まわりにいる他の先生方(僕のまわりにいるごく一部の先生方ですが。。。)は、そのようなやり方は日本では上手くいかないですよ、といわれる。それらの先生方によると、日本では大学も大学院も学生の教育は「同じ缶詰を大量生産する」方式にしないとやっていけないらしい。また、それらの先生方から「学生さんたちも、鍛えられて個性豊かな人間になることよりも、均一の缶詰につめられて会社に送られる(つまり就職させてもらう)ことのほうを望んでますから」ともいわれた。

これって本当ですかね。。。。もし本当だとしたら、非常に残念なことだ。。。。。