2010年2月15日月曜日

2010年2月14日

予告どうり、「哲学的科学がどうして自国、ひいては世界の発展につながるのだろうか?」について書いてみる。 「哲学的科学」は僕の造語で、自然界の概念・原理の科学的創出を意味する。この自然界におこっていることを科学的に説明するということである。 科学技術は我々の生活を便利しする道具や手段の発明であり、即金銭的利益をもたらす。よって、自国また世界の他国の発展につながる。しかし、「哲学的科 学」により自然界の営みを説明する革新的な概念・原理は直接的には我々の生活を便利にしたり、国に利益をもたらしたりはしない。
例えば、ダーウインの進化論は「哲学的科学」においては革新的な発展だが、直接我々の生活を便利にした訳ではない。しかし、我々がこの世の中、 自然界の営みを考えるにおいて、大きな影響を与え続けている。また、アインシュタインが創出した数々の革新的概念や原理は20世紀における様々な技術革新 において重要な役割を果たしている。ガリレオによる多くの革新的概念・原理は我々が現代生活をしていく上で必要・不可欠のものとなっている。
僕は、「哲学的科学」による革新的な概念・原理の創出はあらゆる面で我々の生活を支えることになるし、これが金銭とかいう分りやすい物差しでは ないが、様々な面で我々の生活様式や文化の変化を支えることになる。この生活様式や文化の変化に伴って、それに合わせた新たな道具が科学技術という形で生 み出される。
To be continued (続きは明日)。
追伸:
東京出張に水、木、金と行ってきたついでに以前書いたAquavit に行ってきた。残念ながら、マンハッタンのAquavitとは店の雰囲気、料理どちらも雲泥の差であった。わざわざ外苑前まで足を伸ばして高いお金を払っ てまで食べる価値はないと思った。たぶん、二度と行かないと思う。ニューヨークまでの飛行機代を払ってでもマンハッタンのAquavitに行ったほうが良 いと思った。