2010年9月15日水曜日

2010年9月14日

日本は学歴社会だと、大昔からいわれているし、今でもそうらしい。でも、これは僕のような職業(大学での研究職)ではまったく無意味。 大学院博士号➝ポスドク➝大学・研究所の研究者・教授 といったキャリアを進む場合、どこどこ大学・大学院卒業というブランド名はまったく無意味。
大切なのは、(1)どのくらいハイクオリティ-の論文を筆頭著者でだしているか?;(2)それらの論文は本等に本人のアイデアで、自分で書いた ものか?;(2)自分の頭で考え、アイデアを出し、研究を遂行する能力があるか;(3)研究室・研究グループを運営する能力があるか?、といった点だと、 僕の経験から思う。
いくら、論文を沢山出していても、ただ単にボスのいわれるがままに、手を動かして実験をして結果を沢山だして、論文をだしていても、自分で考え、アイデアをだして、グループを運営していく能力がないと、独立した良い職は得られないと思う。
だから、学部生で、将来、大学・研究所の研究者を目指している人たちは、大学のブランド名より、その大学院または研究室に入り、そこで博士号を とる過程で、「本等に自分の頭で考える能力が養えて、後にポスドクまた独立した研究者として、ハイクオリティ-な研究を遂行していける基盤のつくれるとこ ろかどうか」ということを第一に考えて、大学院・研究室を選んだほうが良いと、僕は思う。このようなラボ・大学院をどのようにして、見つけて、どのように 選べば良いかは、いつでも相談にのるので、僕に気軽にメールしてください。