2010年1月21日木曜日

2010年1月21日

今日もまだインフルエンザのため自宅待機。明日、金曜日、には職場復帰。 僕は、ここ十数年、毎日の体重、体温、健康状態、トレーニング、気分などを詳細にTraining Log に付けている。トライアスロンをする為、健康管理に凄く役立っている。また、自分の気分のゆらぎ、健康状態などに関するパターンを色々と発見する。このよ うなパターンは複雑に分子、細胞、臓器、個体レベルで複雑に制御されているのだと思う。または、制御されているのでは無く、たまたまその様に表現形が高い 確立で現れているのかも知れない。僕は、このようなことに凄く興味があり、その仕組みを科学的に紐解く新たなアプローチを開拓しようと努力している。
2005年に僕がNew York に住んでいる時にも、インフルエンザ(季節性)にかかった。その時の、Training Log を見直してみると、驚くほど、今回A型インフルエンザにかかったときと、様々なパターンが同じ。回復に向かうタイムコースまでまったくミラーイメージ (Mirror Image:同一)。2005年の時にはタミフルは使わなかった。今回はタミフルを5日間服用した。僕の場合にはタミフルを服用しても、しなくてもあまり 変わらないのかもしれない。まあ、今回のインフルエンザと2005年のインフルエンザではタイプが違うから、一概には言えないのだけど。
1998年にダラス、テキサスに住んでいるときにもインフルエンザ(季節性)にかかった。その時のTraining Log を見てもまったくすべてがミラーイメージ。
ほんとに面白い。こんなに、精密な生体制御機構が比較的いい加減に働いている部品からどのようにして生まれているのか?この問題は70年~80 年前から様々な科学者たちがチャレンジしてきたのだが、未だに明確な説明にはいたっていない。とても難しい問題。でも、僕たちのラボでは、この問題の今ま でとは違った側面を捕らえることにより、違う観点からせめていこうといった研究をはじめたところ。これからが、楽しみ。