2010年6月27日日曜日

2010年6月26日

今日は少し話題を変えます。 僕の身近に何人か研究成果(研究レベル)は大したことないのに、なぜか研究費だけは沢山とって来るし、なんか訳の分らない賞だけはとって来る し、よく学会をオーガナイズして偉そうな顔をしている研究者の方々がいる。日本にもアメリカにもいる。僕の今一番身近にいる人は、研究成果が大したことな く、自分の目指す研究レベルに到達しないので、せめて研究費を沢山とって来て、賞を貰って、学会のオーガナイズをして、これらで自分の低い研究レベルをマ スクしようと必死。こんな可哀想な人がいる。このような研究者の方とは僕は出来るだけ関わりたくない。
逆に、研究成果も一流で、研究費もどんどんとって来る研究者の方も何人か僕の身近にいる。このような人は尊敬する。立派だと思う。
僕は、前者のような研究者にだけはなりたくない。だから、そのような方は出来るだけ適当にかわして、関わらないようにしている。やはり、研究の レベルの高さがそれ以外の全て(政治力、資金力、人力、教育力など)をDriveして行くような研究体制をつくって行かないとダメだと思う。
でも、教育一本というやり方もあってもいいと思う。アメリカで、教育に専念して、トップレベルのユニークな教育システムですばらしい若い学生た ちを沢山育てている教員をぼくは多く知っている。このような教員は教育のための研究を活発にやっている。僕は、このようなタイプの大学教員が日本には少な いように思う。僕自身は上述したように研究が教育をひっぱていく体制なので、このようなことは出来ない。 でも、このような教員が日本にもう少し多く出て きて欲しい。