2015年2月2日【研究者に向いていない】
研究にある一定の年数携わってみて、研究者には向いていないと悟って(あるいは研究者として挫折して)他の職種を模索する若い人たちがかなり多くいるが、正直言ってそういう人たちの多くは何をやってもダメな人が多いと僕は感じている。
そういう人たちがそもそも研究者に向いていないと悟ったり、研究者として挫折してしまう理由の多くは、研究を職業として続けていくのに必要な特別なスキルの欠如のせいではなく、多くの場合、大人として当然備わっているべき能力の欠如。つまり、そういう人たちは研究者に向いていないのではなく、大人としての基本的な能力に欠けるので、他の職種に移っても当然また挫折する。