2010年7月31日土曜日

2010年7月30日

最近、New York がとても懐かしい。New Yorkベーグルが食べたくてしょうがない。New YorkとBoston のベーグルは全然違う。詳しい作りかたの違いは知らないけど、New Yorkのベーグルはとてもリッチで腰がしっかりしている。僕のFavorite は全粒ベーグル。New Yorkにいる時は、大学にマンションからThe Central Parkを横切って歩いてUpper Eastにあるコーネル大学医学部に通っていた。その途中にいくつかベーグルのお店があって、朝よく立ち寄って、朝食にベーグルとカフェインレスのコー ヒーを買って食べていた。僕はよく、全粒ベーグルをトーストして、その間に脂肪無しの鳥肉サラダをはさんだベーグルサンドイッチを食べていた。また、あま りお腹が空いていない時は、全粒ベーグルをトーストして、それに脂肪ゼロのクリームチーズをぬって、食べていた。コーヒーはいつもカフェインレス(ディカ フェ)で、ノーミルク、ノーシュガーのブラックだ。 ちなみに、僕が一番美味しいと思ったNew Yorkのベーグル屋さんはBagel  Works というお店。マンハッタンにいくつかあるお店で、大学のすぐ傍にも一軒ある。そこのベーグル最高!!  あ〜、New York にまた住みたい!! でも、大阪(僕は大阪に住んでいる)で美味しいベーグル屋さんを先ずは探してみようかな(笑)。

2010年7月30日金曜日

2010年7月29日

今日の朝のニュースで例の「化学オリンピック」で日本人の高校生たちが金、銀、銅メダルを幾つかとったというニュースで騒いでた。金メダルをとったのは灘高校3年生で、インタビュ-されてた。オメデトウ!! 問題はこれで、「やっぱり日本はサイエンスが強い」みたいな錯覚を日本の政治家、学校の先生、一般の人達がもってしまうことである。
僕が月間「化学」に書いたように(HPからダウンロード出来る)、「化学オリンピック」「生物オリンピック」「物理オリンピック」などは学校の 勉強と大差なく、「与えられた問題、課題を与えられた制限時間内で頭を使っていかにキチンと見落としなく効率よく解決する」能力を競うエベントで、もちろ ん日本の受験勉強生たちの得意技の域である。現実社会の研究はもっと「生臭い」もので、このような能力とはかなりかけ離れたものである。
こんなことをいっても、日本のお偉いさんや多くの研究者の方々にはわかってもらえないと思うが、まあちょっと書いておいたほうが良いかなと思って、ここに書き留めておいた。
追伸
この灘高3年生がインタビューで、イベント中の各国から来ている高校生たちとの交流会で、英語でのコミュニケーションが出来なくて大変だったといってい た。相変わらず、日本の高校生は情けない。高校3年生、しかも灘高にいってるなら、英会話くらいは出来てよと思う。世界の他の国の高校生たちは英会話くら い、普通に出来るよ。
オリンピックでの選手へのインタビューで、通訳が必要なのは日本人選手くらい。よその国の選手は英語でインタビューに応じている。真央ちゃん、金メダルとりたかったら、先ずは英語出来るようになってよ。キムヨナはちゃんと英語でインタビューに応じていたよ
アメリカのメジャーリーグで活躍する日本人野球選手(松井とか)も多くは通訳を通じて記者会見している。7年もアメリカのメジャーにいたら、英語くらい喋れるようになれよ、松井君。

2010年7月29日木曜日

2010年7月28日

僕はアメリカにいた時も、今日本にかえって来ても、引き続き各ジャーナルに投稿された研究論文のリビューアーをしている。よくリビューする ジャーナルはNature、Nature 姉妹誌 (Nature Cell Biologyなど)、Science、 Cell姉妹誌(特にDevelopmental Cell,  Molecular Cell)、 Journal of Cell Biology, Genes&Development, PNASなど。昔はCell もレビューしていたけど、最近は依頼が来ない。僕は基本的にMajor なReviseをすれば相当面白いストーリーになる場合はAccept with Major Revision にして、Reject にはしない。Reject にするのは二つの理由から。1つは、どんなにがんばって色々データーを増やしても、結局は普通のストーリ(英語ではよく”Pedestrian Science”という)で、 特にサイエンスがグッと前進するストーリではない論文。 もうひとつは、結果の解釈が間違っていたり、データーが信用ならないとか、そういった類の論文。僕の印象だと、驚くほど後者の理由でRejectになる論 文が多い。これらの論文を書く研究者は博士号をもっているにも関わらず、結果の解釈、データーの信頼性、結論の導き方、これらが非常に甘い。日本人の研究 者にもこれらがキチンと出来ない人が多い。僕の考えるところ、日本の大学院教育では、実験をデザインして、実験をおこない、データを出す、という部分が過 剰に強調されてしまって、出てきたデータの解釈、結果の考察、結論の導き方、といった部分の教育がなおざりにされてしまっている(他の分野のことはわから ないが、少なくとも僕が関わっている Life Scienceの分野ではそのように僕には見える)。この辺をキチンと大学院で教えないと、Acceptされる論文を作成出来ない研究者が増えて来て、ど うしょうもなくなってしまう。困ったもんだ。

2010年7月28日水曜日

2010年7月27日

日本では学習障害、難読症、対人障害などの子供たちが適切な専門家によるカウンセリングや治療を受けずに大人になっていっていると思う。明らか に、このような障害をもっているのに、特別なカウンセリングや治療を受けないで大学、大学院に入って来てしまっている学生、または会社に入社してしまった 社会人、また結婚して子供を育てている親が、日本には多数いるように感じる。僕は専門家ではないから、正確な診断は出来ないけど、僕の目から見ても明らか にこのような障害をもっているにも関わらず、野放しになっている人たちをよく目にする。 このような障害をもっている学生が大学、または大学院に入って来ると、大学の教員では役足らずなので、専門家の手に委ねることが適切。
アメリカではこのような障害をもった子供は多い。このような子供たちは、早い時期にキチンと専門家によるカウンセリング、治療を受け、社会にな んとか適応出来るようにする。日本では、この辺が野放しになっているような気がする。日本でも、僕は明らかに多くの子供がこれらの障害を抱えていると見て いるので、キチンとした専門家による治療システムを確立して、家族、社会が一緒になって、このような子供達に手をさしのべるべきだと思う。そうすれば、こ のような障害を抱えていても、学生、社会人、親として適応して生活出来ると思う。

2010年7月25日日曜日

2010年7月24日

今日も暑かったけど、朝6時から3時間ほど自転車のトレーニングで生駒山を登って、そのあと奈良側を南下して、大阪にかえって来た。暑かったけ ど、楽しかった。ちなみに平地だと、原付オートバイに乗ってるオバチャンよりも僕の自転車のほうが速い。平地だと40~45km/hくらいのスピードは出 ている。追い風だと楽に50km/h以上は出る。下り坂だと70~80km/hは出ている。生駒山を大阪側から登る時の上り坂のスピードは10~15km /hくらい。 Tour de France も明日が最終日。アメリカだと毎日TVで見れたのに、日本だと有料のケーブルチャンネルでしかやってないのでインターネットでみるくらい。残念。

2010年7月24日土曜日

2010年7月23日

僕は基本的には日本でしか価値が認められていない日本語の論文、招待講演、賞はよほどのものでない限り自分のCV(履歴書)には載せていない。 基本的には日本語の研究総説は時間と労力の無駄なので書かない。アメリカにいるときに知り合いの研究者に頼まれて、2回くらい日本語の研究総説を書いたけ ど、僕自身が書いたのではなく、当時僕のラボにいた日本人のポスドクが全て書いた。僕は助言をしただけ。日本の研究者には日本語の総説も大切という事で、 その日本人のポスドクの日本での将来のために引き受けた。 日本にかえって来て、日本語の文章を依頼されて雑誌に書いたり、日本語の講演を頼まれたりして、それらの依頼を引き受けている。これらは僕自身 の研究経歴としては存在しないものだし、僕のCVにも載らない。でも、僕は日本に帰って来て、英語のわからない日本人の方々にも、僕の意見を聞いて貰った り、僕の研究について理解して貰う必要性と義務はあると思っているので、快くこれらの依頼を引き受けている。
でも、僕の研究履歴のためには、今までどうり、International なレベルでの海外の有名な学会やシンポジュウムでの招待講演に呼ばれ続けるように、世界でトップの研究レベルを維持しないといけない。多くの日本人の研究 者は日本国内での招待講演で満足していて、彼等・彼女等の多くはGordon Conference、Keystone Symposium,  Cold Spring Harbor Symposiumなどにはほとんど招待されない。アメリカではこれらのSymposium に招待されるのはトップの研究者としては、最小限で当たり前のことだ。日本人の研究者はこれらにたまに招待されると、なにかの賞を貰ったかのように Honorに思う人達がいる(実は、アメリカでもこのような研究者は時々いるので、別に日本人に限ったことではないのだが)。小さい人間。

2010年7月23日金曜日

2010年7月22日

身内のゴタゴタはまだまだ今週週末まで続きそう. 数週間前に著名な医学研究者の方々とiPS細胞に関して色々話す機会があった.その先生方によると、日本国内での再生医療を考えると100種類 のES細胞のライブラリーをつくれば約90%の日本人が拒絶反応のおこらないES細胞がそろうそうである.それだけ日本人は遺伝的にも単一民族という事で ある.なので、日本国内だけのことを考えると、わざわざ個人個人のiPS細胞のライブラリーを時間、手間、お金をかけてつくる必要性は低いという事だ.な ので、わざわざ日本人ひとりひとりから自分のiPS細胞をつくる必要性はない訳だ.日本人で遺伝的に違う人からESを100個作れば90%の日本人がカ バーできるということである.
まあ、病気の患者からiPS細胞を作って病態のメカニズムの解析、創薬のための研究、薬のスクリーニングという面から考えるとiPS細胞研究の意義はある訳だが.
それにしても、あれだけALL JAPANと騒いでお金と人をつぎ込んでiPS細胞研究の日本での発展に努力したにも関わらず、現状は日本のiPS細胞、万能細胞研究はアメリカのそれか ら、完璧に遅れをとっている.僕的に見るともうアメリカに追いつけないくらいの大きく深い溝が出来てしまったと思う.これは、大問題な訳で、原因は日本の 政府、大学、研究環境、その他の組織、研究費、などの柔軟性のなさ、適応性のなさ、が大きいと思う.また、多くの日本人研究者の頭のかたさにもよると思 う.
いい加減、これらを大改革したらどうだろう.また、もっと柔軟性、適応性のある、頭の柔らかい研究者を育てたらどうだろう.このままだと、日本のサイエンスは世界から遅れをとるばかりだと思う.

2010年7月19日月曜日

2010年7月18日

先週からこの連休にかけて、身内に色々とあり、大変だった。しばらくは落ち着かないかも。 New York のThe Central Park のまん前にもっていたマンションを先週売却した。お気に入りのマンションだったけど、日本に帰って来たので、このままもって他人に貸し続けるのも、気分的 に落ち着かないので、売ることにした。それに、売れる時に売っておかないと、また何時リーマンショックみたになことがおこるか分らないし。。。。
まあ、また気が向けば海外の何処かに小さい物件を買うのも手かも。日本に一軒家やマンションを買っても、価値は下がるだけで、先ず上がることはめったにないので、あまり日本に物件を買う気がおこらない。それに、今のところ老後の計画まったくゼロなので。。。。
仮に、将来海外に家(またはマンション)を持つとしたら、今のところの候補地は、New York、San Francisco, Boulder, Sydney, Adelaide, Vienna, Lion, Prague, Moscow, Madrid, かな。。。。中国も良いかも知れないけど、まだ行ったことないのでよく分らない。。。。でもやっぱりNew Yorkかな。。。。

2010年7月17日土曜日

2010年7月16日

日本の大学院教育に関して。 その②
とにかく日本の大学院を卒業した学生は自分のいたラボの研究分野に関してはよく理解しているし、知識も豊富なのだけど、その他の分野に関しての理解力が弱 いし、新しいこと、違うことへの適応力が信じられないくらい弱い。これは、基本的な考える力が弱く、昨日書いたように、常に見本を真似ることから勉強する ような教育を受けてきているからだと思う。
そろそろ、「先ずは猿真似から」という教え方から脱却しないと、日本の将来は暗いと思う。
もちろん、例外的な学生もいる。これは、多くの学生がという、一般論。僕の意見は、極論が多いので、このように書いておかないと、すぐに怒り狂う方がいるので。。。。

2010年7月16日金曜日

2010年7月15日

日本の多くのラボでの学生の教育に僕は疑問をもっている。 その①
学生がラボに入ると先ず、そのラボの先輩の大学院生、研究員、助教の先生に「子分」のようにくっついて、研究手法を1つ1つ教えて貰い、それらを何回も繰 り返して、きちんと出来るようになるまで、計算ドリルをやるように、何回もやる。それから、それぞれの研究手法を1人で出来るまで、また何回か繰り返す。 また、研究テーマもラボの研究テーマやそれらに関係する他のラボの研究の流れを学ぶ。これらを全てきちんと出来るようになって、それらを土台にして、自分 なりの考え、研究テーマをつくりあげていく。だいたいこんな感じである。
僕はこれらが全て悪いとはいわないが、このようなやり方だと、常になにかお手本があって、それを先ずは真似することからはじめないと、なにも出 来ない人間しか育たないのではないかと思う。このようなやり方だと、優秀な技術者(ハンド)は生まれるかも知れないけど、優秀な学者(ブレイン)は生まれ 難いと思う。優秀なブレインが育つには、お習字や伝統芸能を習うようなやり方ではダメだと思う。
僕はブレインがあれば素晴らしいハンドをもった人と一緒に研究したり、素晴らしいハンドをもった人達を雇うことによって、独創的な研究が出来ると思う。逆に素晴らしいハンドをもっていても、独創的な考えの出来るブレインがないと宝の持ち腐れになってしまう。

2010年7月15日木曜日

2010年7月14日

僕は日本の多くのラボでの研究者教育の仕方に疑問を持っていて、それを変えようと思っている。そのことをある方に話したら、「1人じゃかえられ へん!」と言われた。それに対する僕の答えは、「僕1人じゃもちろん変えられない。でも、僕のお弟子さん、そのまたお弟子さんがそのうち世界中で繁殖し始 めるので、そうしたら少しづつ変わって行くと思うし、そう願ってる。」です。(僕は「お弟子さん」という日本語を使いたくないのだけど、その他にいい日本 語が見つからないので、ここではそのように言ってます。例えば「師匠」という言葉より、僕は ”mentor” ということばのほうが好きだし、僕の言わんとすることが伝わると思う.また、「弟子」と言うよりは ”tutelage” とか ”prodigy” のほうが僕の言わんとすることがよく伝わる気がする。)

2010年7月14日水曜日

2010年7月13日

人間はまわりに凄く影響される。まわりがぬるま湯環境育ちの人たちだと、あっというまに自分もぬるま湯人間になってしまう。なので、僕は一生懸 命、まわりのぬるま湯人間に影響されないように努めているけど、知らないうちに自分もぬるま湯人間になっているのではと毎日とても不安。最近ほんとうに危 機感がある。僕のまわりには信じられないくらいのぬるま湯研究者がウジャウジャいる。自分をぬるま湯ウイルスから守るのはとても大変。 ぬるま湯人間の典型的行動の1つに、そのひとが追い詰められた時には、すぐに制度がどうの、規則がどうのと言ってすぐに自分を制度・規則の壁で 覆って自分を守ろうとする。僕からすると、制度・規則を言う前に、自分の意見を先ず言ってみろと言いたくなる。自分の意見をいわないで、制度・規則がどう のとしかいわないのなら、研究者をやめて人に使われるだけの仕事をやっていろと言いたくなる。ぬるま湯人間には自分の意見を制度や規則とは別にきちんと発 言出来る勇気が無い。僕はこのような人を沢山知っているし、大学教授にも沢山いる。

2010年7月13日火曜日

2010年7月12日

選挙の開票の結果、民主党大敗。日本のこれからのサイエンス発展、研究費にとっては民主党は敵だと僕は思う。なので、僕にとっては良い結果。た だ、これが日本全体を考えて時に良いか、悪いかは別の話し。ただ、僕はサイエンティストなので、サイエンティストにとってどのような政策が良いかを考えて 投票する。これは仕方ない。主婦が主婦、家族にとって良い政策を打ち出す政党を応援するのと一緒。

2010年7月12日月曜日

2010年7月11日

今日は午前中に選挙に行ってきた。結局、民主党には入れなかった。僕の考えだと、日本の将来のサイエンスの発展のことを考えると民主党ではダメだと考えた結果です。間違っているかもしれないけど、僕なりに色々と調べて考えた結果なので。 余談だけど、僕が最近月刊化学に書いたIntel Science Talent Search に関して書いた記事(HPからダウンロードできます)に関して、何人かの偉い化学系の先生方からお叱りをうけた。まあ、僕からすると、化学オリンピック、 物理オリンピック、生物オリンピックなどに参加した日本人の中から将来ノーベル賞級の研究をする研究者がドンドン出てくる(1人じゃだめ)ようになってか ら、僕を叱ってほしい。アメリカのIntel Science Talent Searchからはノーベル賞級の研究をその後した高校生が沢山出ていることはかえようもない事実なので。

2010年7月10日土曜日

2010年7月9日

国際人として通用しない日本人の悪いマナーとして僕が気がついたことの続き。 その③
公共の場で鼻水をズルズルとすすること。一気に鼻をかめばいいのに、ズルズルと音をたてて鼻水をすするのは、人前でオナラをするのと同じ位マナー違反。ほ んまに、やめてもらいたい。人前で、オナラをブリブリしているのと同じ位恥ずかしいこと。一気に鼻水をかめばいいのにと思う。
追伸
今、ラボで特任助教を1人募集している。このポジションは平成23年度の終わりまでは特任扱いだけど、平成24年度からは大学職員の助教になるので、ふるってご応募願いたい。少々分野が違ってもOKです。とにかく、研究能力の高い方に来て頂きたい。宜しくです。

2010年7月8日木曜日

2010年7月7日

今日は七夕。7月2日に書いた国際人として通用しない日本人の悪いマナーとして僕が気がついたことの続き。 その②
日本人の多くが食事の時に、一言も喋らないで、黙々とサッサとムシャムシャ食べる。これは、国際的な場ではマナー違反。食事の時は、食事と一緒に、食事を ともにしている人達との会話を楽しむのが礼儀。家族との食事でもそう。食事をしながら家族との会話を楽しむ。多くの日本人が子供の時から「食事をする時に は、黙ってサッサと食べろ」と親や先生からしつけらているせいかも知れない。でも、日本の外で、食事の時に、一言も喋らないで、黙々とサッサとムシャム シャ食べるていると、食事を一緒に食べている相手に失礼だし、周りから、なにか怒っているのかと勘違いされる。でも、気をつけなければいけないのは、食事 の際に会話をする時、口のなかにまだ食べ物が入っていながら、同時に喋ってはいけない。口の中の噛み砕かれた食べ物が相手に見えるし、食べ物のかすが口か ら飛び散る。これは、下品だし、マナー違反。しっかり、口の中のものを飲みこんで、お酒か水などの飲み物で口のなかをきれいにしてから、喋るのが礼儀。だ から、あまり沢山の食べ物を同時に口にいれない。少しづつ食べ物を口にいれて食べる。口のなかを食べ物でいっぱいにしない。 (続く。)

2010年7月5日月曜日

2010年7月4日

軽井沢での研究会も終わって、今、新幹線で大阪に帰る途中。軽井沢ではとても勉強し、多くのことを学んだ。今日はアメリカではIndependence Day だ。アメリカ懐かしい。

2010年7月4日日曜日

2010年7月3日

昨日から医学系の研究会で軽井沢に来ている。 昨夜は世話人会が夜遅くまであったので、今日の朝はゆっくり寝て、6時に起きた。午前7時から走りはじめて、旧軽井沢Downtownをつっきって走っ て、そこから3.3kmの上り坂を一気にかけ上がって碓氷峠まで行って、頂上の見晴らし台から群馬県側の山並みを眺めて、熊野神社にお参りして、山を走っ て下り、また旧軽井沢を通ってホテルに走って帰って来た。全部で大体1時間40分くらい走った。涼しくて、湿気も大阪より少なく、気持ちよく走れた。見晴 台から見る群馬県側の山並みも素晴らしかった。また、山のなかを走るのは、木々や小川があり、とても気分がいい。とても良い気分転換になった。山の匂いは とてもいい。やっぱり、こういう所で毎週末トレーニング出来たら良いのになぁと思う

2010年7月3日土曜日

2010年7月2日

昨日は英語のことを書いたけど、国際的レベルで仕事をするには英語、語学だけでなく、国際レベルで通用するマナーも身につける必要があると思う。 僕が日本人の悪いマナーとして気がついたことの幾つかを列挙してみよう。
その①
パスタをヤキソバを食べるみたいにズルズルと音をたてて、口に吸い込むように食べる。これはやめてほしい。マナー違反である。
「わしゃ、日本人じゃけー、ズルズル食べて何が悪い」という日本人も少なからずいるのは知っている。でも、1人で食べてる時はそのひとの勝手な ので、どうでも良いけど、レストランとか海外でパスタを食べる時は、「あなたのズルズルと食べる音や仕草を聞いたり見たりして、他人の楽しい、美味しい食 事の雰囲気を無茶苦茶にする権利は、あなたにはありませんよ」と僕はそんな人に言いたい。タバコを吸わない人の傍でタバコを吸うのがマナー違反で、他人の 健康に危害を加えるというのと同じ論理だ。
明日に続く。

2010年7月2日金曜日

2010年7月1日

今日、朝のニュースで聞いたけど、フジテレビが2012年から社内の書類などを含めて、全てを英語を公用語とするらしい。日産に関してはすでに 役員会議は英語でやっているらしい。また、楽天も2012年から社内の会議、ビジネス書類等は全て英語が公用語になるらしい。僕はこれでいいと思う。アジ アの他の国では(台湾、マレーシア、シンガポール、中国、韓国など)すでに、主要なビジネスなど英語が公用語。日本もそろそろ島国根性から脱皮する時が来 たと思う。 このような日本の大きな企業が変わって行けば、他の日本の企業も変わって来ると思われる。そうなると、英語が出来ないと良い会社に就職出来ない わけだから、日本の英語教育も良い方向に変わって来ると思う。良い事だ。しかし、僕から一言。僕は、今の日本の若い学生さんたちが英会話が出来たら良いと か、英語でなんとか意思の疎通が出来たら良いとかいっているけど、英語をつかって仕事をするにはその程度では全然足りない。僕らの研究の世界でも、他の国 のサイエンティストと対等に英語でDiscussionして、英語で論文を書いて、Editorと英語でやりあうには、普通の英語力では全然足りない。僕 の個人的な意見だと、日本の今の研究者のうち、このレベルの英語力のあるサイエンティストは10%もいないと思う。
これからは、もっと英語力のある若い人が育って、日本が世界レベルで活躍出来る日が来る事を僕は望む。

2010年7月1日木曜日

2010年6月30日

昨夜はある方と奈良にあるとあるバーでお酒を飲みながらざっくばらんに色々話しをした。とてもためになる話しを沢山聞かせて頂いた。僕の父親く らいの歳の方なので、ほんとうにこの世の中の成り立ち、研究、運営、政治に関してためになるアドバイスを沢山頂いた。New York にいる時も月に一度くらいで、僕より経験豊かな、僕が尊敬する何人かの研究者の方達と、お酒を飲みながらとても沢山のアドバイスを頂いた。前にも書いたけ ど、人と人との会話(またはある種のコミュニケーション)はとても大切だし、人間の生活の基本だと思う。