2013年2月28日木曜日

2013年2月28日

「研究とはなんぞや」に 関してほとんどなにもわからないで、大学院へ入学してくる学生が結構な数いる。研究をするには大きな責任がともなうのだが、それも、わからず、研究室での研究を「授業のひとつ・実験実習」みたいに考えてる大学院生もけっこういる。よって、そういう学生へは「研究のままごと・まねごと」をさせ、なんとか学位を「とらせてあげる」ことが教員へ要求される。なので、大学院生も、それが当然・当たり前と考え、そう思ってる学生が大学院へ大量にもっと入学してくる。 悪循環である。アメリカにいたときは、日本の大学院がこんな状況にあるなんて夢にも思わなかった。

2013年2月26日火曜日

2013年2月26日

以下、僕の2012年5月25日の朝日新聞Webronzaの論考。6ヶ月以上経っているので、朝日新聞の許可を得て、ここにコピーを掲載します。

日本企業よ、宇宙開発産業へ参入せよ

2012521日、金環日食」。
 ツイッターでの膨大な数のつぶやき、フェイスブックで「いいね!」の連発、国内テレビ各局での実況中継など、日本中が大騒ぎだった。この歴史的な天体ショーは、米国ABCニュースなどのメディアでも“Ring of Fire(炎の環)”と報道された。また、2012518日には韓国の衛星を載せた日本のH2Aロケットが種子島宇宙センターから打ち上げられた。日本としては初の海外衛星の商用打ち上げ成功である。2012522日には、世界初の商業軌道輸送サービス用宇宙船(無人)“ドラゴン(Dragon)”が、米国フロリダ州ケープ・カナベラルから打ち上げられた。
いよいよ、宇宙開発産業の本格的な競争の口火が切られたのである。筆者は、この産業の活性化と発展こそが、日本を含む世界経済の打開策のひとつであると確信している。
 かつて、宇宙開発は米国やロシアなどに代表されるように、国家が担うものだった。しかし、1990年代から、将来の来たるべき宇宙時代に向けて米国でいくつかの民間企業が起業された。今では、これらの民間企業が、カリフォルニア州のロサンジェルスから北へ144kmほどいった砂漠の町、モハビ(Mojave)(図1)に集まってきている。IT がシリコンバレーなら、宇宙開発産業はモハビとも言われる状況だ。現在、モハビ近辺を本拠地とする宇宙開発関連の民間企業の例を表1に示す。
 SpaceXVirgin GalacticXCORSpace Adventure(モハビではなく、バージニア州にある)、などは、宇宙観光を産業化しようとしている。Virgin Galacticでは既に、宇宙観光船の乗客の予約を取っており、その中には、米国の有名俳優であるアシュトン・カッチャー、アンジェリナ・ジョーリー、ブラッド・ピット、トム・ハンクスらが含まれている。SpaceXは今後1020年の間に火星への観光用宇宙船の打ち上げを公言している。また、30年後には再利用可能な宇宙船で火星まで行き来し、乗客ひとりあたり約50万ドル(約4000万円)での観光実現をも公言している(これは、多くの東京都内のマンション購入額より安い)。
 現在、米航空宇宙局(NASA)は宇宙飛行士ひとりを国際宇宙ステーションへソユーズで運ぶのにロシアへ約60億ドル(約48億円)支払っている。しかし、民間企業であれば、宇宙船製造などを含む様々なレベルでの効率化を図ることにより、約20億ドル(約16億円)で運べると試算されている。つまり、民間企業のほうが安く、かつ効率よく宇宙開発が可能であるということである。
 以上の実情から、筆者は20年~50年 以内に民間企業による宇宙開発産業のブームが確実にやって来ると信じる。その時のために、日本は材料、燃料、システム工学、宇宙医学、地質学、建築工学、 など様々な分野で大きな貢献ができると筆者は考える。そのためには、今すぐこれらの分野の研究開発に国また日本企業は投資すべきである。国の産業、経済の 活性化に必ずつながる。
 鉄腕アトムという故手塚治虫氏の漫画があった(1952年~1968年まで「少年」に連載。1963年~1966年にはテレビ番組化)。この漫画のおかげで、当時の多くの子供達が科学に興味をもった。その世代の人達は、その後日本の科学技術(特にロボット工学の分野)を世界のトップレベルに押し上げてきた。筆者は、民間による「宇宙開発産業」の開拓期に日本が積極的に関わり、新たな産業の創設、そしてその発展は、必ずや日本そして世界全体を活気つけ、明るい夢のある国つくりにつながると確信している。

2013年2月25日月曜日

2013年2月25日

僕は、1985年に日本を離れてアメリカに2009年まで住んでたので、日本のバブルも、バブル崩壊も経験してないんだよね。

2013年2月24日日曜日

2013年2月24日

サイエンスやってるといろんなスタイルで研究してるひとたちと出会う。そのなかで、つねにtrivial questionsばかりを常に追い続けてPedestrian scienceで一生終わる人たちが結構いる。そういう人たちは、どうも、そのスタイルが「癖」になってるらしく、自分のそのスタイルをありとあらゆる方向から擁護し、自分のその癖をなんとか正当化しようと自分に言い聞かせるので、その「癖」は一生抜けない。人は、みんな自分が可愛いので、きっとこうなってしまうのだろう。自分は、こうならないように、自分に対する「言い訳」は無しで前進しないといかん。でも、そういう人たちに囲まれてると、ついつい自分に弱くなって、Pedestrian scienceの方向についついいってしまうのではないかという恐怖といつも向き合うことになる。Pedestrian scienceはすぐに感染するから、、、だって、楽チンやもんね、、、。

2013年2月23日土曜日

2013年2月23日

僕は、今までずっと自分 の「得意なことだけ」やってこれた。それで、誰も文句を言わないし、放っておいてくれた。でも、日本に来てから、ここ数年、得意なことだけやって、そうでないことをやらないと、僕が得意なことを出来にくくするように邪魔される。これが、あの有名な「嫉妬」ってやつかな、、、。

2013年2月22日金曜日

2013年2月22日

やっぱり、僕は、研究の話ししてる時が一番楽しい。

2013年2月21日木曜日

2013年2月20日水曜日

2013年2月20日

基本的に僕は超面倒くさがりや。でも、一番大事なこと、つまり、最優先のことには労力を全く惜しまず全力で望む。僕の場合、この最優先のことと、そうでない ことのギャップがかなり大きく、最優先のことだけに全力で望み、それ以外のことには全くといっていいほど労力を使わない、関わらない、切り捨てる。しか し、そのおかげで、最優先のことに望んでるときの僕の集中力・エネルギーは誰にも負けないと自信がある。つまり、それ以外のことに労力を使わないで、その 時のために相当量のエネルギーを貯めているわけだ。

2013年2月19日火曜日

2013年2月19日

ここ数日頭のキレが悪い。何とかしなければ。

2013年2月17日日曜日

2013年2月17日

今日はクリーニングをピックアップする以外、ずっと家で過ごした。運動もしなかった。まあ、こういう日がたまにはあってもいいかな。

2013年2月16日土曜日

2013年2年16日

ある方から、「Tomさんは言動がこどもやから、とっても損してる」と指摘された。それは、僕も認めるところ。でも、裸の王様をみて裸といえる大人も今の世の中必要ではと考えるしだいです。

実際、ひとは欠点があってからこそ、そのひとの魅力があるわけで。欠点のない(少ない)ひとほど缶詰みたいで味気ないのでは。僕が、まわりの普通のおっさんたちみたいに当たり障りのない普通のことしか言わなくなったら、それこそTom Satoとしての魅力は消滅し、ただのふつうの日本人のおっさんに過ぎなくなる(まわりは、そういう人たちが多いですが、、、)

僕は、べつの方から、Tomさんのそういうところはたしかに良いところなのだけど、いまをそれをグッと我慢して、自分の番が来た時のためにエネルギーを蓄えておいたほうがよいとの助言もいただいた。でも、そうして我慢しているうちに初心をわすれちゃったひとたちが蔓延しちゃって、いまの日本の世の中のようになってしまったのだと僕は思っている。

日本でだからこそ、僕のような欠陥人間でも、良いところがあれば、そういった大きな欠点があっても、日本でやっていけるということを若い人たちにみせる必要があると考えている。

2013年2月15日金曜日

2013年2月15日

今日はいろいろありました。もう、いくら言っても根本的に感覚のずれている人たちにいくら言っても無駄で、僕のエネルギーと知恵の無駄使いなので、もうこれ以上は相手にしないことにしました。相手のレベルに自分を落とすだけ無駄です。

2013年2月14日木曜日

2014年2月14日

昨日、今日と東大へ出張。稔り多き出張でした。今日は、偶然、うちの大学の学長に東京でバッタリ遭遇。お互いにビックリ。

2013年2月11日月曜日

2013年2月11日

確定申告のシーズン。今年から、税理士さんにお願いしようかな、、、。

2013年2月8日金曜日

2013年2月8日

日本の大学は人材の流動性が低いとずっと昔からいわれていて、今でもそういわれている。僕はそりゃ当然だと思っている。大学の長である学長が多くの場合、その大学内部の候補から選ばれる、つまり公募による候補者を募らない。このような状況が蔓延しているなかで、大学の人材の流動性が高くなるわけない。

2013年2月4日月曜日

2013年2月4日

アメリカでは大昔から、大学・研究者にエフォート制が適応されているのだが、日本でも近年ではこれにならってエフォート制が導入されている。したがって、大学だと、教育にXX%、研究プロジェクトAにXX%、研究プロジェクトBにXX%、研究プロジェクトCにXX%、などなど、となっている。これらすべて (教育への%もふくめて)をあわせて100%になるようになっているし、100%を超えないようになっている。

僕の場合、科研費、その他それぞれの研究プロジェクトに、それぞれ%エフォートがきちんとしるされている。したがって、教育に100%の時間を割くわけではない。

し かし、大学院生さんのなかには、大学の教員なのだから、当然、学生の教育に100%のエフォートを「してもらって」当然かのような態度で接してくるような のがいる。もちろん、研究費もろくにとってこない教員であれば、当然ほとんどの時間を教育に費やすべきであるが、大型の研究費をとってきている教員であれ ば、研究プロジェクトのエフォートだけで50%を超えることもある。

2013年2月2日土曜日

2013年2月2日

ひとつわかったことがある。僕の優先順位は、かなり普通の人達とは違うということ。そうおもえば、かなりいろいろなことが納得できる。

2013年2月1日金曜日

2013年2月1日

日本の新聞、テレビ、などのメデイアを読んだり観たり聞いたりして気がついた。

米国のメデイアに報道されるニュースの半分あるいはそれ以上が、ヨーローッパ、中東、アジア、アフリカ、南米、カナダなど米国外のニュース。

ところが、日本のメデイアに報道されるニュースの多くが国内のニュース。

この違いはなんなんじゃろか?