2011年5月31日火曜日

2011年5月31日

先日書いたように、一寸油断したり、間違った判断をしたり、怠けたりすると、あっという間に落ちるところまで落ちて、這い上がってこれなくなるのが、研究の世界では常である(日本では知らないが、世界レベルつまりメジャーリーグではそうである)。

僕は、学部、大学院、ポスドクの頃はとにかくはやくメジャーリーグの監督(つまり世界トップレベルの研究を常に発信できるラボのPI)になりたくて、100%以上の努力で勉強、研究した(もちろん息抜きもたまにはしたけど)。

自分のラボを28才の時に持って以来は、とにかく毎日何時落ちるかも知れないという不安と、もっと上に行くためにもっと努力しないといけないという、二つの板ばさみのプレッシャーを毎日感じながら20年近くラボを運営してきた。日本に来てからも、このプレッシャーは変わらない。研究をしてラボを運営している限りこのプレッシャーは続くと思う。

こう書くと、研究を僕が楽しんで無いように聞こえるかも知れないが、それは違う。逆に、研究が大好きだからこそ、このプレッシャーを何十年も維持出来ているのである。

2011年5月30日月曜日

2011年5月30日

昨日、NAIST Starbuck Society の第三回ミーティングを大阪で行った。台風の影響で大雨だったが、ほぼ全員集まった。休憩をはさんで4時間弱行った。かなり充実していた。ミーティングに向けての準備は大変なのだが、僕自身の勉強にもなるので、全然苦にならない。それどころか、とても僕自身のためにもなっている。準備の過程で色んな新しいアイデアが頭に浮かんでくる。

次回も楽しみです。

2011年5月29日日曜日

2011年5月29日

先日はリトルリーグの学生の話しを書いたが、これは大学の教員に関してもいえる。

僕は、日本のサイエンスを2年間みてきたわけだが、メージャーリーグの監督クラスの教授が沢山おられ、メジャーリーグの試合をしている。そのようなラボには、メジャーリーガークラスの学生さんたちもいる。

反面、マイナーリーグ、高校野球、草野球、リトルリーグの監督クラスの教授も沢山いる。そのようなところの教授が、リトルリーグの学生に対して文句を言っても仕方ないというか、自業自得というか、どうしょうもないわけである。

野球の世界では、メジャーリーグにいても、ちょっと油断するとあっというまにマイナー落ち、酷い場合はリトルリーグすら監督として雇って貰えなくなる。メジャーリーグの監督に就任することも大変だが、そこで優秀な選手を雇って、チームをまとめ、成果を出して、その成果を何年も継続していくことはさらに大変なことである。

研究の世界でも同じことで、ちょっと油断したり、現状維持の方向に落ちつこうとすると、あっという間に、下降線を辿り、落ちるところまで落ちて、這い上がれなくなる。

常に、上、上を目指す以外に道は無い。

2011年5月28日土曜日

2011年5月28日

昨夜は、広島出身の方と2人で大阪の緑橋と森之宮の間にある「大ちゃん」という広島のお好み焼き屋に行った。前にも書いたように、僕はこのお店大好きでチョクチョク行く。大ちゃんでお好み焼きを食べた後、場所を森之宮駅近くの居酒屋にかえて、ワインとおでんで、色々と楽しく話しをした。

僕より年配の方なので、色々と日本の研究社会、大学社会、の話しを聞いてとても勉強になった。話しを聞いて思ったが、僕はアメリカに四半世紀住んで、アメリカで研究をしていたので、「僕らしさ」を保つためには、あまり日本のことを知らないほうが良いのかな、とも思った。

「知らぬが仏」である。

2011年5月27日金曜日

2011年5月27日


先日、ある方とお茶をしながら話しをしていて、なるほどと思ったことがある。

「最近、大学院の多くのラボでメジャーリーグの試合(つまり研究)をするのに、小学生をチームにいれて試合(研究)をしているのが現状だから話しにならない」

僕はこれを聞いて、なるほど確かにそういうラボが多いなと思った。NAISTだけでなく、旧帝大でも多いらしい。

小学生ならチームに入れなければ良いものだが、どうも日本の大学院のシステムでは定員を満たさないといけないので、試合をするために人数を揃えるらしい。そういう事情だから、小学生までチームにいれて試合を行わざる終えないらしい。

小学生でも、優秀で頑張り屋さんなら、10年かけてトレーニングすればメジャーデビューできるが、大学院(Ph.D.)は4年~7年くらいなので、メジャーデビューさせるのは難しい。

まあ、大学院をメジャーリーグではなくリトルリーグという認識にすれば問題なくなるのだが。。。。僕個人的には、メジャーリーグで試合をしたいので、これは受けいれられない(大学教員の給料という意味では、日本の大学教員の給料はどう考えても、メジャーリーグ監督の給料ではなく、マイナーリーグのバッティングコーチの給料レベルだが。。。。)。

ラッキーなことに、僕のラボに今いるPh.D.コースの学生さんたち、また今度M1で佐藤ラボに入って来そうなPh.D.コースの学生さんたちの多くは優秀で頑張り屋さんが多いので、ほとんどは5年以内でメジャーデビュー出来そう。出来なければ、監督である僕の責任。

2011年5月26日木曜日

2011年5月26日

昨夜も早めに家に帰って、カレーライスを食べながら、VODで「Big Fish 」という映画を観ました。昔、アメリカで観た時同様、とても感動しました。

“It’s all about who you think you are”

です。

2011年5月25日水曜日

2011年5月24日

昨日のパンダを読んだ読者のひとりから、「ドーナツは焼きませんよ」というメールがきた。

20年以上前からアメリカでは2つのドーナツのつくり方があり、ひとつはオーソドックスな油で揚げる、という方法で、もうひとつはオーブンで焼く、という方法です。僕は、両方やってましたが、オーブンで焼いたほうが好きでした。だから、いまでこそミスタードーナツが「焼きドーナツ」とかいって、いかにも新製品のように売り込んでますが、アメリカでは20年以上前から、家庭で揚げたり、焼いたりしてつくってました。ちなみに20年以上前は(20代)ドーナツ20個以上ペロリと食べてましたが、いまは数個食べたら、お腹いっぱいになります。年をとるということは、いろいろな物質的欲求が奪いさられていくということなのでしょう。

2011年5月25日

朝のトレーニングも、ジョギングではなくもう少ししっかり走れるようになってきた。まだ、もとのようにハードなトレーニングはこなせないが、体力、筋力が少しづつ日々回復してきているのがよくわかる。もう2週間くらいすれば、ぎっくり腰をする前の体力、筋力レベルに戻ると思う。辛抱、辛抱。

2011年5月24日火曜日

2011年5月23日

今日は疲労困憊。精神的にも肉体的にも疲れました。はやく家に帰って、夕食をつくってノンビリ食べました。僕は、料理をつくるのかなり好きです。20年くらい昔はドーナツを焼いたりもしてました。料理の本も結構買って、色々試してました。料理をすると、結構ストレス発散になります。美味しい新作料理ができるととても幸せな気分になります。変ですかね?

2011年5月23日月曜日

2011年5月22日

今日NAIST Starbucks Society 第二回の集まりを大阪で行いました。どうも今日はかなりオッサンくさいふるまいをし過ぎてしまいました。  かなり、後悔してます。

腰はかなり良くなったので、治療も昨日が最後で、今週からは少しづつトレーニングの量を上げていく予定です。ちょっとづつ上げていくのがミソなので、気をつけます。

最近、ラボ全体の知的レベルは上がってますが、僕個人の知的レベルが落ちてきているように感じます。これは、まわりの佐藤研の学生、スタッフの知的レベルが上がってきたので、相対的に僕のが下がってきているのかもしれませんが、僕自身のが絶対的に下がってきているのだとしたら、大変なことなので、もっとしっかり勉強しようと思います。

頭は使わないと、あっという間に、腐ってきます。知的活動、知的チャレンジを自分に毎日課していくよう、いま一層がんばります。

2011年5月19日木曜日

2011年5月18日

腰もずいぶん良くなってきて、ようやく軽いジョギングはできるようになった。今日の朝は4.5kmくらい(大阪城公園の外回りループを1周とちょっと)をゆっくり軽くジョギングした。走るというよりは、軽いジョグ程度で、30分ほど。少しづつだが、回復に向かっている。金曜日か週末にはジムに行って、軽い付加で筋トレと水泳を少々できる位までに回復できるかも。

勉強も長時間座っていられるようになったので、ガンガン遠慮なく勉強・仕事できるようになってきた。うれしいかぎりである。

2011年5月18日水曜日

2011年5月17日

NAISTでラボをアメリカから移して2年経ったわけだが、Sato Lab@NAISTの知的環境はかなり上がってきた。これも、スタッフ、積極性にとんだ学生さんたち、皆のおかげだ。ありがたい限り。皆さん、切磋琢磨して、Sato Lab の知的レベルをもっともっとあげていって下さい。

2011年5月17日火曜日

2011年5月16日

研究費の申請書がひとつ片付いた。今回は英語で全て申請書を作成したので、自分の言いたいことがかなり明確に表現出来た。Now, I keep my fingers crossed!!

もうひとつの研究費申請書は630日締め切りだが、6月はアメリカ出張など、色々あるので、今からしっかり準備をはじめる。しかも、日本語の申請書なので、僕にとっては英語より時間がかかる。

また、81日締め切りのBook Chapter の原稿もある。こちらは、アメリカの出版社で当然のことながら英語。英語のBook Chapter はいくつか書いたことがあるので、要領は得ているが、結構時間がかかる。こちらも、今のうちからしっかり下ごしらえをはじめる。Sato Labの大学院生TKさんに共著になってもらうことにしたので、下ごしらえのところでかなり助けてもらう。

その他の大学院生さんたちの何人かも、面白いデーターが沢山でて来ているので、この夏・秋は論文を書くことを視野にいれて頑張って貰いたい。

2011年5月16日月曜日

2011年5月15日

今日、第1回NAIST Starbucks Society の集まりを大阪でやった。楽しかったし、僕自身の勉強にもなった。次回も楽しみ。腰はまだ不完全だが、日常生活には支障ない程度になりつつある。

2011年5月14日土曜日

2011年5月13日

今日からラボに復帰です。 まだ、腰に少々違和感はありますが、用心すればなんとかなる程度です。 体幹を鍛えなおす、リハビリも始めました。今までのような激しいトレーニングが出来るまでにはもう2週間くらいは最低かかると思います。まあ、焦らずできることからはじめて、辛抱強く、時期が来るのを待ちます。グラントの締め切りが二つもあります。ひとつは、来週、もうひとつは6月です。頑張らねば。

2011年5月12日木曜日

2011年5月12日

ぎっくり腰、大分良くなってきました。まだ、腰にギュッと力をいれると鈍痛があるので、大事をとって、まだ家で療養中ですが、もう少しでラボに復帰できると思います。

2011年5月10日火曜日

2011年5月9日

週末、ぎっくり腰をしてしまいました。 現在、”out of commission” です。日頃から、体幹を鍛えていてもなるときはなるみたいです。大人しく療養中です。

2011年5月5日木曜日

2011年5月4日

今日、大阪のJR環状線に乗って、まわりを見たら男は僕だけ。なんと、女性専用車両に乗ってしまった。今までは、女性専用車両は月曜~金曜だけで、週末と祝日は関係なかったのだが、いつの間にか、週末も祝日も完全女性専用車両になっていた。先週の週末はそうでなかったと思うので、5月から変わってしまったのだろう。知らなかった。二駅だけだったが、女性専用車両に男ひとりというのも、かなり居心地悪かった。

今度から気をつけよ。。。

2011年5月2日月曜日

2011年5月1日

昨日、天満橋にある「K」 に行って来ました。最悪。お好み焼きも食べましたが、あれは広島のお好み焼きではなく、大阪のモダン焼きです。 もう二度と行きません。

その点、家のすぐ傍にある、「大ちゃん」は最高です。100%広島のお好み焼きです。今日もお昼に食べに行って来ました。満足、満足、大満足。

2011年5月1日日曜日

2011年4月30日

大阪に近畿地区広島カープ応援団支部の方がやっておられる、居酒屋を発見した。結構、家の近く。今夜、夕食がてら行って来ます。