2019年12月27日金曜日

20191227日【精神の宿るフォーム】
今年も残るは数日。年の瀬に相応しくないのですが書いておきます。

昔から言われているけど、やはり「偽り」の文化・社会なのだと10年住んで再確認した。何事も「形式・フォーム」が大事という文化・社会。

なにはともあれ、先ずは、そしてせめて形(箱)を学び、その形(箱)に色々と後で中身を詰めていく。こういう風に、子供の時から育てられ、学んできた人たち。

そう考えると、周りのいろんなことが説明できる。具体的にリストアップすると無限にあるし、ここでは不適切なのでここには書かない。

後で、中身をしっかり詰めるのは努力すればある程度は詰まるけど、ほとんどの場合、そして多くの人たちは、一流の形はあるけど、中身はショボイ。

そして、そういう人たちは無意識のうちに形(外見)に囚われて、中身を見抜く「感覚」を完全に失っている。さらに、失ってしまっていることすら理解できないというか、もう完全にその辺の神経回路がなくなっている。あるいは、ひどい場合は、外見が悪いと中身がいくら一流でも非難する。

やはり、子供の頃から、中身がしっかり詰まっているもの・こと・ヒトを見ながら接触しながら育たないと、真に精神の宿るフォームを身につけられないし、「偽りの形」を見抜けない。