2012年2月9日木曜日

2012年2月9日

東大の数物連携宇宙研究機構が米カブリ財団から5億7000万円の寄付を受けて「カブリ数物連携宇宙研究機構」になるらしい。日本の国立大学が海外の財団から寄付を受けるのは初めてらしい。僕の記憶によると、この研究所の所長の村山斉さんは、UC Berkleyから、東大総長より高い給料で東大にリクルートされてきた方だったと思う。

カブリ財団はアメリカでも超有名な財団であり、そこから約6億の寄付金を日本の研究所に誘致したのは凄いことだと思う。

日本の大学も、国また国内からのお金にあまり期待できない(期待しないほうが賢明)のが現状であり、積極的に海外財団からの寄付を集めてこないとサバイブできないと思う。少なくとも、これからは、大学が組織として海外からどれだけ寄付金を集めてこれるかが、それぞれの大学の組織力・教育力・研究力に直接反映されるであろう。

そのことがわかっていれば、自ずと、大学は今何をしなければならないかが見えてくると思う。