2013年10月13日日曜日

2013年10月13日

繰り返すようだけど、今の日本のいろんな問題の多くは「誰かになにかをやってもらって当然」「自分で自分のことに責任をもたないでひとのせいにする」というカルチャーなんじゃないかとつくづく思う。

景気がわるいのは政治家のせい。自分たちがなにかしようとしないでお上のせいにする。その政治家に投票したのは誰。投票したのか。

就職が決まらないのは景気の悪い世の中のせい。学校の就職活動支援が不十分なせい。自分はどんな会社からも欲しがれるよう人間を磨いたのか。

いじめがおこって子供が自殺したら、そのいじめを放置した学校(先生)のせい。では、自分たちは何をした。

学生も、学位を自己責任でとるのではなく、学位は取らせてもらえるもの。学位がとれないのは教える方の問題。

研究がうまくいかないとPIのせい。テーマのせい。そのラボを選んだのは誰。テーマが気に入らなければ、自分でもっとよいテーマを提案すればよい。そのテーマをやらせてもらえなければ、ラボを辞めてそのテーマをやらせてくれるラボにかわればよい。


もっといろいろあるけど、この辺でやめとこう。折角の連休週末だし。