2014年4月4日金曜日

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「自己完結型」の思考をするひとが多い(とくに若い人たち)ととても強く感じる。自分の知っている要素のみを無理矢理つなげていかにも論理的なストーリーをつくるが、「もしかしたら自分が知らないことがあって、それが、もしXファクターだったり、もしこんなことがあったら、自分のいまのストーリーがこういうふうに変わる可能性がある」といった思考が極端に欠如している。こういうことが存在することすら、まったく理解出来ないみたいで、これは、とても驚きで、信じ難いが、たしかにこういう思考回路の人たちが、特に若い人たちに多い。

こういう「想像力」や、「勘」みたいなものが、ゼロといってよいほど欠如している。

こういった「想像力」、「勘」、「感性」みたいなものがまったく育たない、磨かれないで大人になってしまった人は、もうどうしょうもない。

ゲームや、ネットサーフィンは、すでに存在する情報を繋げる能力を磨くには適しているかもしれないが、「想像力」、「勘」、「感性」を育み、磨くには適していない気がする。こういうものは、やはり生ものに触れて育つことで磨かれていくのではなかろうか。


ゲーム、ネットに汚され侵された人間は、異常に「自己完結型」の人間で、「想像力」、「勘」、「感性」といったものが完全に欠落している人間なのではないだろうか。