2014年6月21日土曜日

2014621日【教授会】
大学の方々は、教授会に国民の血税がどれだけ使われているかを、きちんと考えて会議を行っているのだろうか。もし、そうであれば、もっと効率のよい意味のある会議をすべきではなかろうか。

計算してみよう。ひとりの教授(また、教授会に出席する事務の部長・課長クラスの方)の給料が、だいたい年間1000万円だとする。これを時給に換算すると5000円(一日8時間労働として)。これらは、全て国民の税金ではらわれている。教授会構成員が40名の教員と事務方の部長・課長なるとする。そして、教授会が2時間かかるとする。そうすると、一回の2時間の教授会に、少なくとも40万円の税金が使われている。毎月一回教授会をやるとして、年12回あることになるから、NAISTのバイオサイエンス研究科くらいの小さな規模の研究科で、年間で480万円の血税が教授会に使われていることになる。もっと、大きな研究科や大学であれば、もっと大きな額になる。

この計算だと、日本にある全ての国公立大学を合わせると、年間、数百億円以上の血税が教授会あるいはそれに類似・関連した大学での会議のためのみに使われていることになる。


大学では、このことをきちんと認識・自覚して教授会、そしてその関連会議を行って頂きたいものだ。