2016年6月3日【タイミング】
長年サイエンスをやっていて、常に迷うのが、「何時のタイミングで、今の研究成果のどの部分をどういった形で論文化するべきか」ということ。僕にとっては、一つ一つの論文が「作品」なので、これは身をすり減らす思いで、いつも考えること。まぁ、諸事情で、時々、タイムカードにスタンプするような論文もしょうがなく発表することはあるにはあるけど。そういう論文でも、とりあえず、あの時にあれを出しておいてよかったと後で思えるものなので、それはそれで意味のある行為ではある。