2017年4月26日水曜日

2017426日【雑用】
日本の研究者の方々は、「雑用が多すぎて研究に100%集中できない」とほざいておられるが、大学の場合、給料が100%教育の対価として出ているのだから、100%教育に専念して、空いた時間で研究すべし。もし、100%研究に専念したければ、研究のためにのみ給料が支給されている組織を選ぶべし。

また、雑用(いわゆる研究に直結しない事務作業?)だけど、僕も場合、奈良先端大学院大学にいたときも、今いるATRでも、雑用はほとんど皆無。これは、もちろん、周りや縁の下で僕の研究を支えてくれている方々のおかげではある(これは大変感謝しております)けど、僕は、全く実感がない。

雑用が多すぎるのか、それは単なる研究が上手くいかない口実で逃避行なのか(子供が勉強できないことになんだかんだと口実をつけるのと本質は同じ)、どうなんだろうか?

僕は、アメリカで25年間研究しラボもPIとして運営していた。日本の研究も今年で8年目になる。それで、アメリカと日本での研究において、雑用という点のみに関しては、僕の場合、特に量的には全く違わない。

僕の場合が特殊と言われればもともこもないけど、どうなんでしょうか。

以前、朝日新聞のWebronzaにもこういうの書いたけど:
http://webronza.asahi.com/science/articles/2016121300003.html