2021年3月20日【白い巨塔】
先日、ついに初めて「白い巨塔」(2003年の江口洋介、唐沢寿明のバージョン)というドラマを初回から最終回まで観た(今更、と言われそうですが)。
まぁ、これは医学部というより、社会の縮図だなというのが僕の感想。
僕が個人的に感動したのは、財前の死床に財前のお母さんが到着して、「よく頑張ったね」と一言いうシーン。
因みに、東佐枝子(矢田亜希子)が、里見(江口洋介)に「私も、里見先生や関口先生(遺族側の弁護士で上川隆也)のように、一人で強く生きていきます」と言うシーンがある。
かれこれ60年間弱、一匹狼的に、常に組織やエコシステムを避けて生きてきた身からアドバイスすると、「一人で生きるって半端なくしんどいよ」ということ。そして、「一人で生きてる」って思っているのは自分のエゴで、実際には自分の生き方に共感してくれている見えないけど非常の多くの人達が見えないところで支えてくれている、ということ。こういう人達への感謝は一人で生きていこうとすればするほど大きくなる、ということ。