2022年6月15日【Paying forward】 #Payingforward
先日の週末に、日米の学部生さんたち約20名くらいに、講演して、その後、ランチを食べながらの歓談をさせて頂く機会があった。
去年も同じ会で講演したけどバーチャルだったけど、今年はリアル@大阪でした。
講演では、去年同様、今僕がやっている研究の概要と、僕の学部から今に至るまで、キャリアの各ステージでどういうイベントがあって、その度にどういうことを考えてここまで来たか、みたいな話をした。
会の後、家に帰って、ボーッとしながら反省会をしていてハッと気づいたこと:
僕みたいな60近い爺さん研究者の過去の個人的な研究史やまだインターネットも普及していなくてAir mailで大学院に願書を送って、電話でインタビューして、電報や電話で合格通知がきて(これら今は全てvia Email)、論文や本もオンラインじゃなくて図書館にこもって手で検索して、情報も少なかったのでそれだけじっくり考える時間も沢山あって、みたいな話を20歳前後の若い人達にしても、「老人の遠い昔話」だろうな、と思った。
僕も、20歳頃に、50、60の人たちの昔話しを聞いても「お前らの昔話しウザい」としょっちゅう思ってたな、と。
なので、来年も同じような機会があったら、もっと、時代関係無く、いつの時代でも研究者、研究者を目指す若者、にとって重要なことや心構え、という観点からお話をしようと思った。
どちらにしても、残りの人生、将来の世代そして将来の地球へpaying forwardです。