2013年7月25日木曜日

2013年7月25日

僕の人生観というか価値観・世界観は、先ずはしっかりした「個人」の存在があって、それぞれの「個人」がお互いをrespectし、組織・社会に貢献する、というものであり、僕は生まれて今までそういった人生観・価値観・世界観で50年間生きてきた。だから、僕は、組織・社会は「個人」が集まってつくりあげていくものだとずっと信じている。僕の小中高大の時を知っている日本の友人達は、そういう僕をとてもよく知っていると思う。

しかし、最近思うのは、僕みたいな人間は、日本ではうまく生きていけないのではないかということである。どうも、ぼくのまわりは、口では(つまり「建前」では)違うことを言っている方々がいらっしゃるが、多くは、先ずは「組織」「社会」があり、個人はそれぞれがその中で役割を担って「組織」「社会」を支えていく、といった人生観・価値観・世界観を信じ、それに基づいて物事をすすめ、その物差しで人を評価しているような気がする。

そう考えると、逆に僕のラボでうまくやっていける人間は、もしかしたら日本の組織や社会ではうまくやっていけなくなってしまうのではないだろうかと、最近思いはじめている。


もし、これから僕が日本の組織や社会でうまくやっていくことができれば、他の佐藤ラボメンバーも大丈夫だと思うが、、、。