2014年12月13日【取ったもん勝ちの博士号】
日本では、本当にしっかりやって博士号をとる少数の大学院生はいるものの、多くの大学院生は周りからの手取り足取りで博士号を「とらせてもらっている」。本来は論文に値しないジャンクな研究成果を無理やり論文にしたり、実際は助教やポスドクがクリティカルな実験をやったにもかかわらず大学院生を筆頭著者にしたりして、「博士号修得のための論文」を発表する。こういったことが蔓延している。
博士号は取ってしまえば、一生剥奪されないから、死ぬまで博士号を名乗れる。
なんだか要領のいい者勝ち的なくだらない社会だ。