2017年6月22日【Hope for the best and prepare for the worst】
物事は、良い時は、放っておいても、ある程度物事が勝手に進む。そして、ある意味、いろんなことが相乗効果を発して、物事が雪だるま式に好展開する。しかし、物事がうまくいかなくなると、本当にあっというまにどん底に落ちる。そして、時遅しとなり、暗い穴から這い上がれなくなる。
なので、最悪の事態でも(そして、長い人生、これは必ず起こるので、避けられない)、決してどん底まで落ちないように、準備をし、判断・決断する必要がある。
「これがうまくいったら、その次は何をして」なんてことは考えなくても良い。物事がうまくいく時は、「ある意味」放っておいても物事は勝手に進むことが多い。こっちは、自然体が良い。物事がうまくいっている時に、過度に手を加えて加速化しようとすると、多くの場合逆効果だし、しっぺ返しがいつかは訪れる。うまくいっている時は、成り行きに任せる程度がちょうど良い。
一方、最悪の事態を想定しないで、物事を進めていると、一瞬の悪いことがあっという間に最悪の事態となり、時すでに遅し、這い上がれない谷に落ちて致命傷を負い、命を落とすことになる(比喩です)。
「Hope for the best and prepare for the worst」、これは、僕が22歳の頃、アメリカ人のKY氏(高名な科学者)から教わった言葉だ。