2021年10月1日【#フリーランス研究者】
僕くらいの年齢になると、日本の場合、数年での定年が現実として迫ってくるので、同年齢の友人や元同僚は、再就職とか、再雇用とか、独立とか、色々あるみたい。
一方、僕の場合、米国でも、日本でも、ずっと自分の給料(NAISTにいた約4年間は例外で大学から給料もらっていたけど)やラボの研究費も、ほとんど全て自分が外部ファンドを獲得したり、寄付を頂いてやってきているから、ある意味、ずっと「フリーランス研究者」みたいなもの。
*米国だと研究費の直接費から自分(PI)の給料を出せる。
**日本だと今はファンドによっては自分の給与を直接費が出せるがあるけど全てではないので、自分の給与をはるかに超える間接費を入れられる規模のファンドを獲得してくる必要がある。
こういうフリーランス研究者だと、色々とかなりしんどいけど、それと引き換えに自由は得られる。
人生、自由を得るためには、色々なものやことと完全に決別する必要があるので、しんどいし、それを受け入れる必要がある。そして、それは多くの人たちには出来ないし無理なので、大なり小なり縛りを受け入れて、何処かに自分の自由を見つけてバランスを保つ人生を送る。
なので、僕の場合は、最大限の自由を得て、最小限の縛りで人生を送りたい、というポリシーでこれまで人生を歩んできたし、これからもそうありたい。