2022年1月19日【#COVID-19 #vulnerability #脆弱性】
コロナ禍で暴露されたことの、もっとも大きなことは、人類、そして、人間社会のvulnerability（脆弱性）だと、僕は思っている。人類、そして、人間社会が、如何に簡単に壊滅的な打撃を受けるか、ということが認識できた（少なくとも、僕には）。
世の中、「コロナに負けない」「コロナに打ち勝つ」とか言っているけど、僕は、逆に、僕たち人間が、如何にvulnerableな（脆弱な）動物で、如何にvulnerableな（脆弱な）社会システムの上になりたっているか、を理解することの方が重要だと思っている。
そうすることで、これから人類がどういう未来を作っていくべきか、何をすべきか、が見えてくると思う。
人間ってそんなに大したことないちっぽけな生き物で、それがつくる社会なんて人間がおもっているほど強固なものでもない、と認識することも、あるときは重要ではないだろうか。
2022年1月15日【#Humble #Lesson】
これまで長年生きてきて数多くの教訓を学んできた。今でも、毎日が学び。
その中のひとつに、「いい気なると必ずいつかは足元をすくわれる」というのがある。
今でも、周りを観察してみると、政治でも、ビジネスでも、スポーツでも、研究でも、なんでもそう。いつ足元をすくわれるかは、ばらつきがあるけど、いつかはすくわれる。数日後かもしれないし、数ヶ月かもしてないし、数年後かもしれないし、数十年数百年後かもしれない。
もっと大きな視点からみると、ある意味、今の地球そのものも、そうなのかもしれないとも思う。
「いい気にならない」、常に、「Humbleであれ」。
2022年1月5日【#日本の時計】
明けましておめでとうございます。
今年の年末年始は、コロナ禍ということもあり、完全に巣篭もり状態（朝３時とか４時頃に散歩はしてましたが）。
でも、米国や欧州にいる研究関係の30数年来の同僚らとメールとかホリデイカードとかでやりとりはあった。
そして改めて認識したけど、おなじアカデミックな研究業界でも、日本と米国・欧州では、同じ地球で同じ時代に研究をしていると思えないくらい、日本は完全に「ずれてしまっている」。
今後も、日本でしか通用しない価値観とかトレンドに自己満足しまくっている「日本国という世界中の人たちが誰も相手にもしていない孤島」の時代がここ日本では確実に続く。世界の時計とは別の「日本の時計」下で。
すでに、グローバル視点の子供たちは、海外の大学を目指して子供の頃から勉強し、そういう教育を受けているらしいし、まぁ、ある意味、そういう孤島を離れ海外に散らばった日本人が日本の何かを地球で（そして、宇宙で）継承していってくれるのだろう。
一方、僕は、それなりの覚悟をもってこの孤島に約12年前に米国から舞い戻ってきたので、まわりの時代錯誤極まりない自己満足しかできないコミュニティーに染まらないよう予防線をはって、この孤島でゲリラ的研究活動を粛々と進めるのみ。
では、みなさま、今年もよろしく。