2010年2月26日金曜日

2010年2月25日

今日もトライアスロンの話。
鉄人レースをやり始めて十年以上経つ。ちなみに、僕がレースのためにどのようなトレーニングをしていて、仕事と両立させていたかを2006年の6月のある週のトレーニングと仕事のスケジュールをここに示してみる。(これは、僕がマンハッタンに住んでいた頃の例。)
6月5日(月)
起床: 午前5時
仕事を家で1時間ほどする。
午前6時50分~7時50分: ジムでWeight Training
午前8時30分~9時30分: ラボで仕事
午前10時10分~10時55分:
プールで水泳(1000m Warm-up/2x400m Interval/500m pull)
午前11時30分~午後7時: ラボで仕事
6月6日(火)
起床: 午前5時
午前7時~正午: ラボで仕事
午後12時30分~午後2時:
セントラルパークで Tempo Run (Interval Run) (1時間30分)
午後2時30分~午後7時: ラボで仕事
6月7日(水)
起床: 午前5時
仕事を家で1時間ほどする。
午前7時~7時40分: 自転車(Single-leg Drill を含む)
午前8時30分~午後12時30分: ラボで仕事
午後1時10分~2時10分:
プールで水泳(500m warm-up/2x400m Interval/100m kick/200m pull/4x200m Intervals/50m kick/100m pull/50m kick/100m pull/100m warm-down)
6月8日(木)
起床: 午前5時
仕事を家で1時間ほどする。
午前7時~8時:
自転車トレーニング(Intervals)(1時間)
午前9時~午後7時: ラボで仕事
6月9日(金)
起床: 午前5時
午前6時30分~7時: 家からジムまでRun (30分)
午前7時~8時:ジムで筋トレ(全身)
午前8時~9時: セントラルパークでRun (1時間)
午前9時45分~午後12時30分: ラボで仕事
午後1時~2時10分:
プールで水泳(500m warm-up/500m pull/5x100m Intervals/400m pull/400m kick with fins/300m pull/3x100m Intervals/200m pull/200m kick with fins/100m pull/100m hard-swim)
午後3時~8時: ラボで仕事
6月10日(土)
起床: 午前5時
家で2時間ほど仕事
午前8時~午後3時45分
山岳バイクライド(110マイル:約180キロメートル)
午後8時~10時: 家で仕事
6月11日(日)
起床: 午前5時
家で2時間ほど仕事
午前9時10分~午後12時30分
セントラルパークでRun (24.4マイル: 約39キロメートル)ペース走

2010年2月25日木曜日

2010年2月24日

僕が最初にでたトライアスロンのレースはテキサスのダラスという町であったレースで、スプリントタイプという凄く短い距離のレース。 水泳(800メートル)、自転車(20キロ)、Run(5キロ)といったレースで一時間前後で終わる。レースはダラス郊外にある公園でおこなわれて、水泳 は公園内にある池であった。水泳は結構得意だったが、500人くらいでいっぺんにスタートしかもプールのように底が見えてレーンがあるわけではないので、 泳ぎながら自分が真っ直ぐコースにそって泳げているか、水面に浮かんでいるブーイを目安に泳がなければ行けない。Sighting というOpen Water Swim の技術である。僕はこれを練習していなかったのであまりうまくSighting できなく気がついたらコースとはぜんぜん違う方向に行っていた。しかも、スタートでは多くのアスリートがいっぺんにスタートするので、顔は蹴られるは、足 は引っ張られるはで大変。それで、結構泳げる人でもパニックに陥って溺れそうになる人も結構多くいる。泳いだ後は、自転車がとめてある Transition 1 という場所に濡れたまま走って行き、自転車に乗る。この時に自転車用のスーツに着替えるが、スプリントの自転車の距離は短いので、結構多くの人は水着のま ま自転車に乗る。自転車が終わると、Transition 2 というところに行きそこに前もって自分が設置したランニング用のシューズに履き替えて、5キロのRun  が始まる。なれてないと、自転車の後すぐに走るというのはかなり足がいうことを聞いてくれなくて大変である。なので、トレーニングでレースに向けて自転車 の後すぐ走るというトレーニングをやっておくとかなりレースも楽になる。スプリントの距離だと、短いので水泳、自転車、Run 全てほぼ全力疾走ということなので、息が死にそうに苦しくなるが、あっという間にレースは終わる。 To be continued tomorrow (明日に続く)

2010年2月24日水曜日

2010年2月23日

今日はサイエンスお休み。 トライアスロン(鉄人レール)について。僕がなぜトライアスロンをやるようになったかについて書いてみようと思う。僕は、小学校からずっと水泳 をやっていて、特にバタフライでは自慢じゃないけど、広島県のトップレベルまでいっていた。中学からずっとバスケットボールも初めてインターハイなどにも でた。アメリカにいってからは、週に二日くらいバスケを結構真剣にやっていた。でも、30過ぎてくらいから、今一瞬発力とか落ちて来たので、バスケはやめ て持久系のスポーツということでマラソンをはじめた。それが結構あたって、マラソンがどんどんはやくなって、30半ば過ぎにはフルマラソンで3時間きる位 になっていた。3時間きると、急にマラソンも短く感じるようになった。そこで、結構大学生の時から気になっていたトライアスロンをはじめた。水泳は結構得 意だし、マラソンもできるし、ということもあって、トライアスロンをはじめた。最初は短い距離のトライアスロン(オリンピックの距離など)から始めて、2 年位で鉄人レース(Ironman)に出るようになった。それ以来、約10年位鉄人レースをやって、今にいたっている。

2010年2月23日火曜日

2010年2月22日

先週の続きで、科学ブームをおこすために、「科学」が人々の「感情」に訴えてくるようにするには、どうするか?について書いてみる。 やはり、今科学を職業としている人たち(私を含めて)が変わらないといけないと思う。一般の人、特に若い世代の人達(10代の若者など)、が我 々科学者を見て、憧れるようにならないとダメだと思う。僕の私的な印象派だと、若いヒトを含めた多くの一般の人々の科学者のイメージは、「世間知らず」 「オタク」「貧乏」「何時も忙しそう」「大変そう」「近寄りがたい」「ダサい」等だと思う。この科学者のイメージが「人間としても立派で素敵な人」「カッ コイイ」「研究が楽しそう」「余裕がありそう」「裕福そう」「気軽につき合えそう」などに変われば、かなり将来科学者になりたいと思う若者が増えると思う し、科学ブームに繋がり易くなると思う。
今一番の問題は多くの科学者が「研究が楽しそう」というイメージを若者に伝えられていないと思う。無理である。多くの日本にいる研究者が心のそ こから研究を楽しめる状況下におかれていないのだから。特に、若い研究者(特に大学の)たちは研究室のこま使いのように使われている。それで、楽しいわけ がないし、そういったことは若い学生さんたちは敏感に感じ取る。
だから、僕は「人間としても立派で素敵な人」「カッコイイ」「研究が楽しそう」「余裕がありそう」「裕福そう」「気軽につき合えそう」といった イメージが若者に伝わように自分自身がそうありたいと日々思っている。でも容姿はかえようがない(整形すれば別だが)ので、「カッコイイ」だけは勘弁して もらいたい。
追伸
周りから、トライアスロン鉄人レースについて書いてとリクエストがあったので少しづつこれから書いていこうと思う。先ずはトライアスロン鉄人レースについ て。トライアスロンは色々な距離があるが鉄人レースはトライアスロンのなかで一番長い距離で一番過酷なレースである。水泳2.4マイル(約3.8キロ)、 自転車112マイル(約190キロ)、フルマラソン26.2マイル(約42キロ)を全て続けておこなう競技である。
To be continued (続く)。。。

2010年2月20日土曜日

2010年2月19日

また、科学の話。
どうやったら、日本に科学ブームを巻き起こせるか?若い人たちに科学に興味をもってもらい、科学の分野に飛び込んでもらうには、科学ブームを起 こす必要があると思う。では、どうやって?前にも書いたように、一般の大多数の人々にとって科学なんてどうでも良くて、そんなことより、どうやってお金を もうけるか、どこのお店の食べ物が美味しくて安いか、誰々のタレントが何をやらかしたか、そんなことのほうによっぽど関心はある。大体、科学は頭をつかっ て考えないといけない。大多数の人間(僕を含めて)は怠け者だから、よっぽどの理由がないと、頭など使いたくない。それより、なにもかも忘れて、なにも考 えないで温泉につかっていたほうが幸せと思う人が大多数である。しかし、そんなことを毎日やっていては、給料を貰って食べていけないので、みんな少し頭を つかって仕事をしてお金を儲ける。また、ある人たちは頭を使うよりは、感情で生活していたいと思っている。こんなに神経科学が発達した世の中になっても、 「脳」と「心」は分離していると信じて疑わない人々が多くいる(おそらく大多数の人々)。
やはり、科学ブームをおこすには、「科学」が人々の「感情」に訴えてくるようにしないと駄目だと僕は思う。ではどうやってそれを可能にするか?
To be continued (次回に続く)。
追伸
國母選手。メダルは取れなかったけど、僕は彼のファンです。彼の自分のスタイルをどんな状況でも貫く姿勢はすばらしい。日本にもまだこういう若者がいると いうことを僕は凄く誇りに思う。おそらく、ご両親はすばらしい方々なのだと思う。立派な息子を育てたと思う。また、彼自身プロのスノーボーダーとして、小 さい子供の時から海外で修行をずっとしてきたということも、影響しているのだと思う。日本に沢山生息している、他人のご機嫌伺いばかりして、一般的に正し いことしかいえない、下品で薄っぺらなオッサン連中より、國母選手のほうが一人の人間としては一億倍以上立派だと思う。僕は男ながら、彼に惚れた。ガンバ レ、國母選手。応援してるでえ~!!!

2010年2月19日金曜日

2010年2月18日

ちょっと今日は科学の真面目な話から休憩。 先週、今週とNAISTのバイオサイエンス研究科では博士論文と修士論文の発表公聴会。僕は、出張やら、ちょっとお腹をやられて休んだりで、全ての発表には顔を出すことはできなかったが、幾つかは出れた。
僕の感想は、みんなよく発表の練習をしているし、発表の仕方の指導も厳しく受けている具合がよく伝わった。それはそれで良いのだけど、皆、「同 じように」発表が「上手く」て、みんなロボットみたいに見えた。研究もそれなりにみんな素晴らしい研究をして、しっかりやっているのだけれど、どれも全て 優等生のやるきちんとした同じような研究ばかり。みんなとは一味違う、かわった研究は見当たらなかった。また、発表もみんな同じように優等生がやるきちん とした発表ばかりで、そのひとりひとりの持ち味を行かした個性的な発表はなかった。今思いかえすと、各々の発表をした本人の顔があまりよく思いだせない。 みなロボットみたいに(またはクローン人間みたいに)同じ発表の仕方だったからだと思う。僕は、東京に行くたびに同じような感覚を持つ。東京で駅や町を歩 いている人たちが全て同じようにきちんとしていて、同じような顔に見える。
NAISTは発表の仕方など懇切丁寧に学生さんに指導する。これは、良い事なのだけれど、みな同じような発表になってしまう原因がそこにあると 思う。最近の若い学生さんたちは、みんな素直なので、指導してしまうと、みんな同じ人間になってしまう。それで無くても、多くの日本人が同じ人種なので、 見かけも、考え方も、感じかたもそれほど差がない。それに加えて、多くの日本人が大人になるまで、日本といった小さな国のなかで同じような文化背景、同じ ような生活背景のなかで暮らす。この様な状況で、さらに同じように懇切丁寧に指導してしまうと、みんなロボットのように同じ人間ばかりが育ってしまう。
少なくとも、僕の研究室の学生さんたちには、厳しく、でも自由に、育って欲しいので、僕は細かく指導しないで、時間はかかるかも知れないけど、 学生さんたち自身に自分で自分の道を見つけてもらいたい。でも、厳しく批判はするようにしている。でないと、考えない人間になっちゃうから。

2010年2月18日木曜日

2010年2月17日

ではなぜ「哲学的科学」において日本が世界をリードできる可能性があるか? 無責任な言いかただけど、理由の大部分は僕の第6勘。海外で多くの哲学的科学で世界をリードしている科学者にあった。その多くの人たちは日本人 の生まれ持っている感覚に近いものを持っていると僕は感じた。かなりNerdyなところなど日本人の感覚にあっているような気がする。凝り性なところも あっているような気がする。
実際問題として研究費という意味では、日本はアメリカや中国に比べれば弱小国。大きな研究費が無いとできないプロジェクトやお金や優秀な研究者 の数で勝負できる分野では日本の勝ち目はまぐれに近い。それに比べて、「哲学的科学」はそんなにお金が無くても頭で勝負できる。日本の現状からすると、僕 は最適の分野だと思う。
今回の冬季オリンピックでもそうだけど、どうも日本はあらゆる面で期待が先走りしているように、僕は思う。もっと現実を見つめたほうが良いと思 う。どうみたって、冷静に判断すれば、そんなに期待されてるほどメダルは取れる分けない。モーグルだって、何で上村選手がそんなに金メダルの期待がかかっ ているのかよく分らない。一回世界選手権でまぐれで優勝しただけなのに。よっぽど、里谷選手のほうがGuttyな滑りだったし。カナダやアメリカの選手の ほうが数段実力は上。サイエンスでも、冷静に見れば、研究費の額、制度の柔軟性、優秀な研究者の数、などどれをとっても現状はアメリカや中国より格下。そ のうち、インド、マレーシア、シンガポール、韓国に追い抜かされるのは目に見えている。日本の多くの政治家、研究者たちがこの事実を認めたくないのは感情 的には分らなくないが、海外から見たら(すなわち僕の目)、残念ながら一目瞭然。だから、研究費の額、制度の柔軟性、優秀な研究者の数などがあまり影響し ない、日本人の感覚にあった(この点に関しては僕の私的な意見に限定であるが...) 「哲学的科学」にもっと力をいれたほうが得策だと思う。かといって、その他のサイエンスの分野をまったくやめろと言っているのではない。研究費の額、制度 の柔軟性、優秀な研究者の数の向上に向けて国を挙げて対策を打ち出すことは絶対必要である。
追伸
いよいよ、國母選手が出る。ガンバレ!!世の中の若者の95%くらいが街中でやってる腰パンはかなりダサい。でも國母選手の腰パンは僕はカッコイイと思 う。僕だって、髪の毛を(もうあんあまり残ってないけど)紫色とピンク色に染めたり(または完璧に髪の毛をそってツルツル頭にして)、鼻ピアスしたいと思 うことはある(Middle Age Crisis だろうか??)。なぜやらないかというと、ただたんにMiddle Age Crisisだと言われたくないからである。