2013年12月18日水曜日

2013年12月18日

僕は、組織(僕の場合は研究グループ)をつくって運営するときは、その組織(研究グループ)の中のひとりひとりに具体的な仕事を与えて、各人がそれぞれの仕事のボスとして責任をもって仕事をやってもらう、というやり方をずっとしてきた。僕は、そのほうが各人が(責任=やりがい)という意識がでると思っていた。

しかし、日本の組織では、できるだけ責任を多くの人たちに分散することで、あるひとりの人が責任を負わなくていいように仕事も分散させる。つまり、(責任=やりがい)という方程式は日本では成り立たない。逆に(責任=萎える、酷)ということになってしまうらしい。


この日本のやりかたと僕の感覚はかなりギャップがある。なので、僕が「ひとりひとりがそれぞれの仕事を責任をもってやりましょう」といっても多くの日本人にとっては無理だし酷なことなのかもしれない。