2011年5月29日日曜日

2011年5月29日

先日はリトルリーグの学生の話しを書いたが、これは大学の教員に関してもいえる。

僕は、日本のサイエンスを2年間みてきたわけだが、メージャーリーグの監督クラスの教授が沢山おられ、メジャーリーグの試合をしている。そのようなラボには、メジャーリーガークラスの学生さんたちもいる。

反面、マイナーリーグ、高校野球、草野球、リトルリーグの監督クラスの教授も沢山いる。そのようなところの教授が、リトルリーグの学生に対して文句を言っても仕方ないというか、自業自得というか、どうしょうもないわけである。

野球の世界では、メジャーリーグにいても、ちょっと油断するとあっというまにマイナー落ち、酷い場合はリトルリーグすら監督として雇って貰えなくなる。メジャーリーグの監督に就任することも大変だが、そこで優秀な選手を雇って、チームをまとめ、成果を出して、その成果を何年も継続していくことはさらに大変なことである。

研究の世界でも同じことで、ちょっと油断したり、現状維持の方向に落ちつこうとすると、あっという間に、下降線を辿り、落ちるところまで落ちて、這い上がれなくなる。

常に、上、上を目指す以外に道は無い。