2011年10月12日水曜日

2011年10月12日

昨日の続き。
大きな事をやり遂げようとする時は、小分けにして、小さなゴールを幾つか設定し、その小さなゴールをひとつづつクリアーしていくと最終的に大きなゴールに辿り着くようにするといい。

最初から、大きな最終ゴールだけを目指そうとすると、その大きさ、大変さ、先の見えない不安などで、やる気が起らなかったり、途中で挫けてしまう。

しかし、最終的には大きなゴールに辿り着く小さなゴールを幾つか設定し、その小さなゴールを目指すと長続きするし、最終的に大きなゴールが達成できる。先ず、最初の小さなゴールを目指し、それが出来たら次の小さなゴールを目指す、それを続けて行き最終的に大きなファイナルゴールに辿り着くという戦略である。

山登りやマラソンと一緒である。マラソンでも、最初から42kmを目指すと途中で挫折してしまう可能性が高い。そこで、先ず5km地点に辿り着くことを目標にし、そこに辿り着いたら次の5kmを走って10km地点に辿り着くことを目標にする。これを8回繰り返せば40kmまで辿り着く。僕も、マラソンの最後の10kmはペースを維持するのがきつくなるので、1kmごとをとにかくクリアーすることを目標に最後の10kmくらいを走り続ける。そうすると集中力も持続できるし、最後の10kmをなんとかペースを維持してゴールに辿り着くことができる。

僕は大きな研究プロジェクトを推進していく時も、以上のような戦略をたてて物事を進める。