2011年10月7日金曜日

2011年10月7日

正直いって、僕は未だに自分が日本に「住んでいる」という感覚が無い。毎日、日本に「アメリカから出張に来ている」という感覚が強い。

週末、自分の世界に閉じこもって23時間ほど淀川沿いを黙々と走っている時、土手から日本語で誰かが会話をしているのが聞こえると、「あっ、日本人がいる」とつい思ってしまう。淀川沿いを走っていても、完璧に自分だけの世界に浸っているので、頭の中は自分があたかもマンハッタンのセントラルパークを走っているように思いこんでる。だから、突然日本語が聞こえると、ゼントラルパークに来ている日本人の観光客かなと自然に思ってしまう。それから、1秒くらい間をおいて、我にかえり「あっ、自分は日本に住んでるんだ。まわりには日本人がいるんだ。」と理解し始める。

また、よくあるのは、他人が会話をしている日本語が、僕の頭の中で勝手に英語で一番近い音声に翻訳されてしまうことがある。例えば、「ホンマ….」と誰かがいっているのが聞こえたとすると、僕の頭が勝手に「Oh my God….」と聞こえたように働いてしまう。「あれ….」が「at a …」と聞こえてしまう。

ちなみに僕は自分の頭でなにか考える時は未だに英語で考えてしまう。夢も英語。僕の夢の中ではラボの日本人の学生さんたちも皆英語で喋ってる。