2010年12月3日金曜日

2010年12月2日

ラボのバネージメントはもちろんのこと、研究費獲得でも僕はアメリカで最初の頃かなり苦労した。アメリカでの研究費申請、獲得(プラス多くの却下)から学んだ鉄則みたいなものをここに記しておく。

·         研究費申請書は却下されても挫けずしつこく何回でもだす。却下されればされるほど、それから多くのことを学び次回に生かす。これを多く繰り返すことによって、必ず申請書の書き方は上達する。

·         一つの研究費申請書につき伝えたいメッセージを一つにする。あれもこれも大事でやらなければいけないというようなことを書くと、焦点がぼけて読んでるほうは、申請者がいったい何をやりたいのか全く解らなくなる。これは、研究費申請に限らず、論文、講演、全てに通じる。論文一つにメッセージは一つ。講演一つにメッセージは一つに絞るべき。色々沢山のことをいいたいのはわかるが、多くを語ると焦点がボケるだけ。

·         研究費申請書は「見せる」もので読ませるものではない。申請書を読む側は読まない。申請書を見て評価する。

(続く)