2010年5月8日土曜日

2010年5月7日

最近二つのとても嫌なことがあった。プレスリリースに関して。二つの一流雑誌に二つの大きな研究成果が発表された。その中に日本の大学の研究者 がAuthorの一人として入っていた。どちらの論文も20人くらいの研究者がAuthorsとして入っている論文である。日本人の研究者はどちらもその 20人くらいのAuthorsの中の真ん中辺にリストされていて、筆頭著者でもないし、論文(研究成果)の責任者(コレスポンデンスオーサーとよばれる、 グル-プのリーダー)でもない。研究に使われた材料を提供しただけとかいう程度の貢献度(普通であれば、この程度の貢献であれば、Authorsの中には 入らないけど、人によっては、 Authorになりたがる研究者もいる)。まあ、それくらいなら許されるけど、日本の大学や新聞のプレスリリース読むと、いかにもこの日本の研究者の方々 がこの研究の中心的役割を果たしたかのように書かれている。これは、犯罪であるし、その論文の他の研究者たちに対しても失礼である。もちろん他の研究者た ちは日本人でないので、これらの日本語での日本における報道を知る由もないし、読めない。だから、おそらく他の研究者(特に論文の研究の中心的役割を果た した筆頭著者やコレスポンデンスオーサー)は、このような誤解を招くような報道が日本でされていることを知らないし、もし、知ったら、怒り狂うだろうと思 う。 僕は、大学や新聞が積極的にプレスリリースする事には大賛成である。でも、一般社会に報道するのであれば、きちんとした倫理観をもち、モラルを 守って、責任ある報道をして貰いたい。これは、研究者のほうにも責任があるので、研究者自信もモラルを守って行動してほしい。今回のような場合、大学や新 聞にプレスのアプローチをされたとき、研究者は責任ある発言をしてほしい。