2010年11月8日月曜日

2010年11月7日

最近、日本の外交力の弱さが頻繁に叫ばれている。この原因は沢山あるが、いくつかここに挙げてみる。

·    ・ 日本の持ち札の弱さ。
Poker に例えるなら、今の日本の持ち札はあまりにも弱いし、切り札のないことが他国に見え見え。これではゲームに勝てない。最近では、日本は世界のPokerゲームの仲間にさえ入れてもらえない。「日本=Invisible country」になりつつある。

·    ・ 交渉力の無さ。
日本は基本的に交渉という行為によって物事が進む社会ではない。したがって、交渉能力が必要でない社会で育った日本人には当然のことながら交渉力は無い。極端にいうと、「交渉=悪」といった雰囲気が日本にはある。

·    ・ 国際感覚の無さ。
今でも日本はほぼ単一民族国家。鎖国が終わって200年近く経つが、色々な面で現在でも鎖国状態。そんな国に国際感覚を持つ人間は少ない。多くの日本人は頑固で、「鎖国=美」「国際化=悪」といった感覚を今だに持っている。

·    ・ 語学力の弱さ。
スイスのある研究機関の調査によると、企業の外国語力ランキングで日本は世界57カ国中55位らしい。

僕はこんな日本をなんとかしないと、と真剣に考えている。