2010年11月30日火曜日

2010年11月29日

日本の(NAISTだけかな?)大学はいまだに鎖国状態。

我々の大学院大学では、教員が学会などで海外出張をする時(した時)、“だれだれ先生が何時どこの国に何の目的で渡航した(する)”というリストが教授会で報告される。国内出張の場合はこのような報告はされない。海外出張の時だけである。

昭和ならともかく、平成でもまだ海外へ行くことをこのように特別扱いしている。いかにも海外へ仕事に行くのが名誉である(あるいは特別なこと)かのような“儀式”だ。たかだか、海外の学会に参加することがそんなに特別なことなのだろうか?時代錯誤もほどほどにしたほうがよいと思う。グローバル化がどうのこうのと言う前に、このような日常的なことから変えていくべきだと僕は思う。このように小さい身近なことから変えていくことが、口先だけではない真のグローバル化につながると僕は考える。