2011年9月1日木曜日

2011年9月1日

小澤征爾がドクターストップで指揮者を降板したというニュースを読んだ。残念無念。

一方、指揮が出来なくなるまで指揮をすることが出来た、小澤さん、とても羨ましい。小澤さんは、心底から指揮が好きなのだと思う。

僕も、最後の最後まで研究をやっていきたいと思っている。しかし、日本では“強制的”な定年退職があるから無理かもしれない。やはり、海外に戻るしかないのかも。。。。。

これに関して、驚くことに多くの日本の教授の先生たちは、6070才くらいになるとあっさり定年退職される方々が多い。それらの先生方に話しを聞くと、「もう教授はいい、やりたくない」といわれる方々が多い。僕にとってはビックリ。

僕の個人的な想像によると、日本の多くの大学教授の先生方は、若い頃から研究以外のことを長年やり続けて、60才過ぎくらいになると、「教授」という職業に疲れ果ててしまっているのかもしれない。

このような先生たちを若い子供たちがみて、サイエンスに興味をもつようになるはずがないと僕は思う。大学の若い教授から老齢の教授までが生き生きとサイエンスを楽しんでないと、子供たち、また若い学生たちが、サイエンティストを職業として選ぶはずがないと思う。

僕は身体が動かなくなるまで、「生き生き」とサイエンスを楽しみたいので、なんとかしてサイエンティストとしてずっと生き延びるつもり。

ピース。