2011年9月9日金曜日

2011年9月9日

NAISTに来て、僕が個人レベルでいくつか新しい試みを自分のラボへの寄付金などを使って行った。その幾つかはとても上手くいったので、最近、研究科レベルで行っている。

それは、それで大学、研究科に貢献することになったので良いことではあると思っている。その反面、研究科としてやることになると、他の教員や他のラボと足並みを揃えたり、非常に小さなことでも全て研究科全体に周知させ同意を得ないとならない。とても大変である。

今思うと、僕個人で細々とやっていた時のほうが、僕自身にとってはやり易かったと思う。

研究科全体としてやることがベターなのかどうかは、これから見守っていくしかない。もし、研究科全体としてやることが逆効果であれば、あっさり止めればよいと思っている。そして、元どおり個人レベルで細々とやればよい。

何事も、Small Scale でやったほうが効果の出ることと、Big Scale でやったほうか有効なことがあるので、どちらが良いのかを見分けて戦略を練ればよい。これは、いろいろなことに通じるLessonだと思う。