2010年8月27日金曜日

2010年8月26日

日本学術会議がようやく、科学技術を科学・技術と区別するように勧告した。とてもいいことだ。ようやく、という感じ。僕は30年以上前から、この「科学技術」ということばが大嫌いだった。僕は科学者であって、技術者ではない。僕は学者であって、科学技術者ではない。これで、日本のサイエンス教育も学者を育てる教育にも力を注いでくれるといいのだけど。技術者も必要だけど、学者無しには、技術者は宝の持ち腐れになってしまう。学者教育も技術者教育も両方しっかりできる国になってほしい。