2010年1月14日木曜日

2010年1月13日

日本の大学システムの諸悪の根源の一つは「教授会」。僕の個人的な感想は「教授会」ほど形式的で、不必要なものはないと思う。少なくとも、「教授会」のあり方、やりかたを変えるべき。 「教授会」の権限は絶大。これで、教授という名ばかりのタイトルに威厳とパワーを与えている。アホくさい。僕に言わせると、教授だってただの教 員の一人で、ラボのPI(運営主任)でしかない。しかも、研究・教育に関しては、それなりの経験と実績があるのかも知れないが、マネージメント能力、決断 力、研究・教育以外の諸々の経営・運営能力に関して言えば、かなりの教授(僕自身を含めて)が欠陥人間。そんな、人々に教授会といった名ばかりの組織をつ くることによって、いかにも「王様」「一国の主」みたいな振る舞いをする事を許している、といった馬鹿げた制度だと僕は思う。
しかも、「教授会」に出ている教員の半分くらいは、コクコクと転寝をしているか、携帯メールでチャットしてるか、PCで自分の仕事をしているか である。アホくさくて、やってられない。でも、僕にはその理由が分る。僕だって、時々そうする。だって、「教授会」で話されることの90%は、なぜこんな に大勢の教授が集まってこんなくだらないことを話すのに時間を裂く必要があるのか分らないような議題・報告事項ばかり。Eメールで片付くような議題・報告 事項がほとんど。
また、会議の進め方が最悪。僕の覚えているかぎり、基本的な会議の進め方は小学校で習う。でも、「教授会」の会議の進め方といったら、全然その 基本を守っていない。やはり、社会人としては欠陥人間が多い、教授連中にきちんとした、前向きで、問題解決型の会議進行は不可能。
「教授会」はやめるか、やりかたを変えた方が良いと思う。上記したように、その理由は二つ:
  1. 「教授会」といった組織がある事によって、教授というタイトルに危険で能力にそぐわない権限、威厳、パワーを与えている。
  2. 「教授会」で話し合われる議題・報告事項の90%はEメールで事が済む。
では、どのように変えるのが良いか?この点に関して、少し深く考えて、後で書いて見ようと思う。