この週末に世界に誇る日本人建築家、安藤忠雄の「連戦連敗」という本を読んだ。そこに、「私はこれまで、建築を通じて社会と時代を見つめてき た」と書かれている。これを僕流に言い返ると、「私はこれまで、サイエンスを通じて社会と時代を見つめてきた」となるのだろうと思う。僕は安藤忠雄が大好 きだ。テキサス州にあるフォートワース美術館、マンハッタンにある新しく建て直されたMOMA (Museum of Modern Art)など、彼の建築は素晴らしい。 また、この本を読んでさらに彼が好きになった。彼が、建築を通して学んだ様々なことがメッセージとして沢山書かれている。僕のこれからの研究活動、人生において役立つメッセージが満載だった。是非、皆さんにも読んで貰いたい。