2010年3月9日火曜日

2010年3月8日

何だか最近毎日の仕事が表面的なことばかりで、ほんとに深い仕事が出来ず、なんとかしなければならないと思っている。前にも書いたような気がす るが、アメリカにいる時はほんとに研究のことだけを深く考える時間が今の10倍くらいあったように思う。日本のシステムは何だか色々とやり過ぎ。もっと、 色々なことを単純にすれば良いのにと思う。おそらく、日本人は細かいが気になって、隅々まで完璧でないと気持ち悪いと思う国民性なので、このように色々な ことを複雑にしてしまうのだと思う。 今僕のラボのメンバーは僕を含めて10人。これが4月以降は博士課程に数人の学生が他の研究室から僕の研究室に移って来ることもあり、またポス ドクも1~2人雇おうと思っているので、ラボのメンバーが7~8人増えると予想される。また、出来たらラボマネージャーも一人雇いたいと思っている。日本 のシステムだと、助教の先生たちがラボマネージャー的なことをやっているので、研究に専念出来ていない。これは、大変よくないことなので、僕の研究室では 助教の先生に研究に出来るだけ専念して貰うために、ラボマネージャーを雇う必要があると思っている。出来れば、博士、最低でも修士をもっている人を雇いた い。
ということもあり、とにかく研究第一に考え、これからは研究以外で切り捨てることの出来ることはどんどん切り捨てて行こうと思う。教育に関して は大体日本のシステムも分ってきたので、何を中心にまわして行かなければいけないか自分なりのシステムが出来つつある。なので、そんなに負担にはならない ようになってきた。というか、教育は結構楽しんでいる。