2010年3月19日金曜日

2010年3月18日

ある有名な教授の方がサイエンスのグローバル化に関して「日本は島国で、逆にそれは良いことで、それをいかしたサイエンスをすれば良い」などと いったふざけたことをぬかした。これは、25年前であればある程度正しいのかも知れないが、現在またはこれからの未来に、地理的に孤立した島国といった事 実はほとんど幻想に近いものであると思う。これだけ、情報システムが進んだ時代に島国もなにもあったもんじゃない。25年前なら、日本もそれなりに伝統的 に優位にあった分野があって、それが島国である為に海外にあまり伝えられず、日本国内だけで発達して来て、よその国より日本が優位にあったサイエンスの分 野があったかも知れない。しかし、これだけ情報システムが発達し、情報の透明性が求められている国際社会においては、この様な状況は無に等しいと僕は思 う。だいたい、これからは日本が島国であっては、国としてやっていけないのは明らか。ほんとに、あほなことを言うのはやめて貰いたい。自分だけで思うのは 勝手だが、この様なことを若い学生さんに言うのはやめて欲しい。この様なあほなことを思う日本人が将来さらに増えてしまう。