2011年1月14日金曜日

2011年1月13日

昨日、NAISTの色んな先生たちとラボでの学生の指導について話す機会があった。色んな先生の話しを聞いてビックリしたと同時に「それじゃ、アカン」と思ったことが二つある。

みんな、学生の指導をし過ぎ。もっとほったらかしておいたほうがよいと思う。ほとんどの先生が学生を手取り足取り指導している。それでは、学生が何時までも乳離れ出来ない。先生方によると、最近の学生は手取り足取り指導しないと、なにも出来ないらしい。でも、僕はそのように先生方が思って学生と接するから、指導して貰わないとなにも出来ない学生になってしまうのだと思う。最近過保護の親が多いのと一緒だと思う。

もうひとつは、修士で卒業する学生の多くが、指導した助教の先生のデーターで修論をまとめて卒業するらしい。僕はビックリした。先生方によると、多くの修士課程の学生はまともに実験できるようにはならないらしい。だから、卒業させてあげるために、これまた助教の先生が手取り足取り指導して“卒業させてあげる”らしい。僕は、アホちゃうか、と思った。

まあ、他人のラボのことなので、僕がとやかく言うことではない。僕のラボでは上記のようなことはしない。