2011年1月16日日曜日

2011年1月15日

先日僕のパンダを読んで、いくつか質問がきたので、それにお答えします。

「助教のデータで修論を書く」「助教の先生が手取り足取り指導する」これらのStatementはどういうことかをもう少し具体的に書きます。

どのサンプルを調整して、どのような解析方法を使うか、学生にひとつひとつ具体的な指示をだす。

データが出たら、そのデータを助教の先生が見て、助教の先生の解釈を修論で述べる。

それらのデータと解釈に基づいて、次に具体的にどのような実験をどのようにやるか指示を出す。

修論をどのような構成で書いて、具体的にどのデータを載せて、それぞれのデータをどう解釈するか学生に指示する。

修論を一字一句チェックして直す。

これらをやると、もうすでにその研究は学生の研究ではなく、指導した助教、ポスドク、上級生の大学院生の研究になってしまうと僕は思います。