2011年4月22日金曜日

2011年4月21日

「最近の若い子たちは、自分から積極的になにもしない。常に、なにかを与えられるのを待っている。」

このようなことをよく耳にする。しかし、僕からすると、今、日本社会の中心になっている40才~65才くらいの多くの人達は、なにかをするとき、先ずだれかに(例えば国、大学、委員会、上司、など等)「箱」をつくってもらい、その「箱」に上手く収まるように、物事を作り上げ、進めて行く。「箱」からは絶対に出ないように気を使う。

また、既に「箱」がないと何もしない。「箱」がないとなにも起らないし、なにも変わらない。

多くの人達は、新しい「箱」を作ろうとはしない。新しい「箱」を作ろうとすると、それが「もっと大きな箱」に収まらない場合、協力は得られないし、作らせてもらえない。なんとか作っても、意地悪く壊される。

このような社会で育つ子供に積極性を要求しても無理だと僕は思う。子供たちは、大人を鋭く観察しているので、大人が変わらないと子供も変わらない。

だから、僕はこのような日本社会に「知性ある勇気」をもって対決して行く姿を、次の世代の若者に見せていこうと思う。正直いって、僕のバックには世界があるので、たとえ日本でメチャクチャに叩かれても、全く平気だ。