2011年4月4日月曜日

2011年4月3日

大学院新一年生たちがキャンパスに到着し始めた。

Welcome to NAIST!!

どんな学生が佐藤研に来るのだろう?ワクワク楽しみです。佐藤研の説明会を7日(木)、8日(金)17:30からやりますので、興味のある学生さんたちは是非いらして下さい。バイオサイエンス研究棟の一階にアナウンスメントを張り出してありますので、場所等(また個別相談の日時)はそれをご参照下さい。「ラボには興味ないけど、このパンダを書いている佐藤先生ってどんな人なんだろう?」という興味本位の方々も歓迎です。

説明会に先立って、佐藤研に関してとても大切なことをここに書いておきます。

佐藤研は、10年、20年後に、世界を舞台に、それぞれの選んだ分野でリーダーとして活躍したいと思っている学生にはベストな研究室だと思います。10年後、20年後は僕にも想像出来ないくらい世界は変わってます。

だから、僕は学生さんたちを「型にはめる」ことはしません。学生さんたちが僕やラボ(またその他のラボ)の他の研究者・学生の背中を見て(観察して)、「自分なりの将来あるべき人間像・科学者像」をそれぞれで見つけて下さい。それぞれ自分で見つけなければなりません。それは、ひとりひとり違うものです。それを見つけだして、10年後、20年後の自分に向けて、自分で「進化」して下さい。僕は皆さんがそれがし易いような環境をつくり、サポートするだけです。学生さんたちが進化すれば、僕自身も進化できると確信してます。

以上のことを自力でするのはとても大変だし、半端じゃない努力が必要になります。僕(またはラボの助教の先生や上級生)が「箱を作ってあげて、そこに上手く納まるように、指示をだして教育する」のは、学生さんたちにとっても楽だし、僕にとっても楽です。でも、僕(またはラボの助教の先生や上級生)はそれはしません。僕を乗り越えて、僕を進化させてくれる学生さんを望みます。そのような学生さんたちが思う存分考え・悩み・研究し、皆さんが進化していける環境を僕は提供します。

FBの学生なら、ラボを決める前に、3週間ラボに滞在する機会があります。それを利用してみて下さい。僕が上で言っていることを体験してみると、それがどういうことかわかって貰えると思います。