研究のセンス。これを磨かないことには研究は進まない。研究のセンスは頭の良し悪しとは別もの。賢くて、頭がよくて、試験など何時も良い点数をとるけど、研究センスの極端に低い人達を僕は沢山見てきた。アメリカでも、日本でも、沢山見てきた。
研究のセンスがあるヒトと無いヒトでは何が違うのだろう。研究のセンスのあるヒトは何をやってきたのだろう。
僕が思うに、研究のセンスがある人達は、問題発掘、問題解決が日常の一部になって、それらをすることが快感(マリワナや大麻をするような快感)でたまらなく好きな人達だと思う。
だから、研究のセンスを磨くには、実際に様々な問題を発掘し、自分の手でそれらを苦労しながら解決するということを沢山やらないといけない。机に座って、与えられた課題や知識を習得・勉強するだけでは、研究のセンスは養えないし、磨けない。大げさなことをいうと、机に座って、一生けんめい習得した知識は、たまに研究のセンスを磨くのに邪魔になることもある。
少々頭は鈍くても、素晴らしい研究のセンスを持っていて、ノーベル賞級の大発見をした人達を僕は個人的に何人も知っている。
なので、机に座って勉強するのも大切だが、研究のセンスを磨く努力も大切です。